スロウトレインを見たから今夜はちらし寿司

フォローしている方が新春ドラマ「スロウトレイン」の中の、「二人でいるのに寂しく感じるのは嫌だ。」というようなセリフについてふれていて確かにそれは辛いと思い、どんな物語なのだろうと気になる。
野木亜紀子脚本で星野源も出ているという事にもひかれて、それ以外は何も知らずにTVerで見てみた。

「スロウトレイン」は、鎌倉に住んでいる渋谷家三姉弟の物語。まず三兄弟のキャストが最高。長女のフリーの編集者ハコ姉が松たか子。恋多き次女の多部未華子は、韓国人の男性と交際中。江ノ電の架線保安員でお料理上手な三男うーちゃんは松坂桃李。　
なにがあっても、結局そのまままるっと包みこむような三姉弟の姿が心を暖かくしてくれる。

そんな雰囲気のなか、寂しさとか、当たり前とは？とか、家族を言い訳にしてしまう事とか、自然にいろいろと考えさせてくれる物語だった。　

お正月の渋谷家ではお雑煮とちらし寿司を食べるのだという。実際にお正月のシーンにはニューメンバーも含め5人の家族でちらし寿司を食べる。三男のうーちゃんが恋人を初めて家に招待する時も、お料理上手なうーちゃんがちらし寿司とローストビーフを作る。ワインは彼が持って来たのだったか、結局秘密のラブラブな時間は過ごせなかったけど、さすが末っ子ケロリとしたものだった。
ちらし寿司はどんなメニューにも合うという。確かにちらし寿司ってお祝い料理だから、オードブル的なものと一緒に出ていても違和感ない。どんな時もちらし寿司は、ちらし寿司の存在感がある。

ドラマを見ていたらお口がちらし寿司になっちゃって。ちょうどお正月用に買っていたレンコンや筍やこんにゃくも残っている。そうそう、イクラだってある。これらは早く食べきってしまわないとである。久しく作ってないから、レシピを検索して夕食に作ってみた。
思いのほか美味しく仕上がって、最近食欲のない父もパクパク食べてくれて嬉しい。つくる量が少いから手軽にできたし評判も良かった。これからは何かの時はちらし寿司を作ろう。いや、何もなくても作っちゃいそう。

このドラマ、年末年始には「スロウトレイン」って感じでシリーズ化されるといいのに。
渋谷家三姉弟の今後も見たくなるドラマでした。

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そうそう、
気になった事があったのでつけ足し。

極楽寺の渋谷家のリビング。
写った瞬間に「あ、キョンキョンが出てたのドラマのリビングだ！」と思ったのですが、気になった方いらっしゃるかなぁ。
何のドラマか調べてみたら、2012年に放送された『最後から二番目の恋』少し見て飽きちゃったのだけど、家の雰囲気が印象的で覚えていてのだけどどうなのでしょ。AmazonPrimeにシーズン1.2共に入っているみたいだから見てみようかな。

そして、韓ドラの『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で腹黒弁護士を演じていたチュ・ジョンヒョク が、次女の彼氏役で出ていましたね。この方、私の大好きな女優さんが主演している『ユミの細胞たち』にも出演していて、どちらも好きなドラマで、彼もいい味出してたから、日本のドラマでの再会に親戚のオバチャンのような気持ちで嬉しかった。
彼も駅を一つづつ進めるように、成長されているんだなと思うと元気がわいてきました。