
写真を見て納得「これネコ それネコ?」
元同僚の写真展に行ってきた。
おっとりというか、神戸出身で関西弁を話す姿は関東の人にはない独特の雰囲気で、写真家になる前から人気者だったと思う。
もう何年も会っていなくて、SNSで活躍を見るにつけすごいなあと感心していた。
今回の写真展は、写真集のために2年の間、表に出さなかったスタメンの写真を展示した写真展。毎日更新しているインスタグラムで、スタメンを2年間も隠して更新していたとは、さぞかし勇気がいった事だろうと思う。
東京の展示が終わったら、大阪、札幌、名古屋の富士フイルムフォトサロンを巡回するのだそう。
会心の作ばかりが展示されているはずと、
わくわくしながら観に行ってきました。

そばによるとグリーンっぽいネコさんの目に
景色がうっすら写ってる。
大きなプリントならではの発見


くすっと笑えるアイデアに写真が更にユニークに






写真家本人の解説も聴きたくなる写真ばかり
他にも家に帰ってからの方が、じわじわ来る写真があって写真集を見ながら、にやにや笑ってます。
写真展ならではの大きなサイズ写真や、パネルの質感や色合いも素敵で、見ているとワクワクした。根気がいる猫写真の撮影ようすを以前聞いていたのもあり、一枚の写真に費やされたたくさんの時間と、ネコへの優しい思いを感じるいい展示でした。
最後に、パンフレットから
ぼくの撮影しているネコはみなさんがよく知っているネコです。ほとんどの時間、寝ています。
香箱座りをして遠くの方を見ていたり、あまり動かないネコたちです。撮影している時間よりも、気持ち良さそうに寝ているから起こさないでおこうって親のような気持ちで遠巻きに見つめていたり、さっきまでピクリとも動かなくてあきらめたネコが今はどうしてるかな〜って、確認するために徘徊してる時間の方が長いと思います。
地域猫の世話をしている方に「沖さん、ネコをなでていないで撮影した方がいいんじゃないですか?」って心配されるほど、ネコが動いてくれない日もあります。それがネコだと思うので撮れなくてもいいかなって思ってます。
そうやって無駄な時間を共に過ごしていると、たまにネコたちは本気を出してくれます。そんなときは、こんな姿を見せてくれてありがとうってネコに感謝します。そして、この瞬間にカメラを持って立ち会えてよかったって幸せな気持ちになります。そうやって撮りためた2年間のネコ写真をどうぞご覧ください。
沖 昌之
これネコ それネコ?沖昌之写真展
パンフレットより

「快気祝い!」って書いてもらいました!
猫さんの耳のMが昌之のM
お顔が沖のO

代表作の「必死すぎるネコ」を超える
ヒット作になりますように。