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朝ご飯2024.05.15【恩田陸著 Spring 読了】


湯通しした新玉ねぎの玉子とじ
焦げたホットケーキに無塩バターとリンゴ
コーンスープ、ニンジンスムージー

母が間違えて注文した無塩バターが大活躍です。
今の私は、味覚異常だけでなく脳梗塞再発防止も考えなくてはいけません。なので、油分も控えめにしている毎日に、バターのコクが心の癒やしになっています(笑)


【恩田陸 著 Spring読了】

白いカバーの下はカラフルな模様が
中のカラフルな模様は主人公の内面を表してる?
それとも、バレエの世界の二面性を表してる?

今週も週イチの外来リハビリがある水曜日になりました。
先週同様に、あっという間だったと感じつつも充実感がある水曜日なのは、寝る前に少しづつ読んでいた本を読了したからです。
本編を読み終えて、本の最後にある初版限定のQRコードから読める期間限定公開のスピンオフまでしっかり堪能しました。


Springは天才的なバレエダンサーであり、振付師の萬春(ヨロズ ハル)と言う美しい青年のお話し。
ハルの周囲の人が幼少期のハルを思い出して語る章から始まり、バレエ学校時代、ダンサーになってからと、近くに居た人達がハルについて語り物語は進む。

そして、満を持してハル本人の語りが始まると、ハルは今迄感じていた妖精の様な天才少年や天才青年イメージとは違う「俺」と言う一人称に。
その変化に驚きつつもセクシーで魅力的な様子に、。人間味を感じてどんどん惹かれて行く自分にドキドキ。



恩田陸さんの著作「蜂蜜と遠雷」を読んだ時は、知らない曲でも音楽が聴こえる気がしましたが、今回はバレエの音楽と踊りも感じられました。
特に最後の舞台描写は圧巻で、その後に読んだスピンオフは本編の最後の描写を読んだからこそ楽しめたと思います。
いや〜初版で購入して良かった。
しみじみ読後の余韻に浸っています。

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