デキストリンとは?
正直他のネタほどの自信はないのですが、前回(エキス)の投稿で「デキストリン」と書いてしまったので、ざっくり説明します。
デキストリンを検索すると、「危険性」「体に悪い」などと出てくるので、ちょっとびっくりしています。。
デキストリンとは?
まず基本的なところからです。
ご飯は炭水化物。これは分かりますよね。
白米の大部分が炭水化物でできています。
ご飯はでんぷんが多い。
これもイメージしやすいですよね。
そのでんぷんが炭水化物であることも分かると思います。
ではでんぷんって何でしょうか?
グルコース(ブドウ糖)が多数つながったものがでんぷんです。
脳の栄養であるブドウ糖がたくさんつながって、ながーいチェーンのようになった状態のものがでんぷんです。
つながっていない1個だけのものがグルコース(ブドウ糖)です。
では、少しだけつながっていたら…?
その数によって分類分けができるようですが、
でんぷんを適当な長さで切ったものがデキストリンです。
分子の大きさで、
でんぷん>デキストリン>グルコース
となります。
デキストリンは何からできている?
先ほどは米を例にしましたが、デキストリンの原料は
じゃがいも、さつまいも、とうもろこしをよく見る気がします。
そして適当なところで切るとは言え、これまた分解する必要がある分けですが
ざっと調べた感じ、アミラーゼによる酵素分解が一般的なように思います。
アミラーゼは唾液に含まれる成分と同じです。
分解しすぎてしまうと、全部がとっても甘いブドウ糖になりますので、
ほどほどのところで分解を止めます。
そんな感じなので、ここまでの説明で危険なところは特段ありません。
難消化性デキストリンとは?
デキストリンを検索すると上位に「難消化性デキストリン」がヒットします。
デキストリンの一部に、難消化性デキストリンがあります。
「難消化性」とは何でしょう?
これは人間を基準にして、消化されにくいということです。
炭水化物を食べているのに、人間の腸の中で消化にくいのです。
ここでピンときた方もいるのではないでしょうか。
つまり、食物繊維です。
「糖質オフ」といううたい文句を見たことがあると思います。
炭水化物のうち、
人間が消化できる(1g食べると4kcalのエネルギーになる)のが糖質
人間が消化しにくい(1gで0〜2kcal程度)のが食物繊維
です。
でんぷんをぶつ切りにし、
消化できるなら普通のデキストリン、消化しにくければ難消化性デキストリン
ということになります。
そして難消化性デキストリンは食物繊維なので、食べ過ぎれば当然不調をきたすのは分かりますよね。
(このことを身体に悪いと書かれているような気もします…💦)
個人的な意見
そんなビビるほどのもんじゃないよ〜とお伝えしたいです。
ただの炭水化物です。
ブドウ糖のように甘くはなく、でんぷんより使い勝手のいい粉
というイメージを私は持ってます。
でんぷんも、片栗粉などがイメージしやすいと思うのですが、結構厄介なところがあるのです。
参考サイト
あんまりいいサイトなかった。
難消化性デキストリンについては、ちょっと小難しいけど👇
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