初めての給料をもらう前に読んでおきたい【読書感想】「バビロンの大富豪」
ジョージ・S・クレイソン「バビロンの大富豪『繁栄と富と幸福』はいかにして築かれるのか」 グスコー出版
資産形成の心得を学べる大ベストセラー。明日を今日より豊かにする、太古から不変の大原則。バビロンの大富豪が説く「七つの知恵」が解説された名著。
しかし、そこには「七つの知恵」以外にも、大事なことがいくつも書かれていました。
七つどころじゃない
まだまだあるぞ 大事なポイント
お金持ちになる、と決心する
偉大な先人、その道のプロにアドバイスを求める
アドバイスは素直に聞き入れ、従う
友人関係を大事にする
やると決めたことを、やり通す
お金持ちになる、と決心する
お金が無い現状に不満があるなら、良くする決意を抱くこと。強い心を持つこと。「どうせやっても無駄」「だって○○だからしかたない」と言い訳していては、一歩を踏み出せない
偉大な先人、その道のプロにアドバイスを求める
先人が積み重ねてきた経験に学べば、自らが経験で学ぶはずの時間を、大いに時間短縮できる。最も身近な例は書籍。
そしてアドバイスは的確な人物にしてもらうこと。星座を知りたい時パン屋に尋ねる人はいない。お金持ちになりたいならお金持ちに尋ねる。
アドバイスは素直に聞き入れ、従う
どれほど素晴らしいアドバイスでも、実行しなかったら宝の持ち腐れ。
実行しなかったら現状は何も変わらない。
友人関係を大事にする
友人は自分が困っているとき助けてくれるばかりか、時には儲け話を運んできてくれる。さまざまな情報も人づてに伝わってくる。
やると決めたことを、やり通す
やり通すことだけが成果に繋がる。偉人の偉業もやり遂げたからこそ。
それに、やり始めは辛くても。やり続けるうちにそれが当たり前になってくる。習慣の力は侮れない。
金融系の中で一冊だけ選べ、といわれたら「バビロンの大富豪」を推したい。この本の七つの原則は、まさにお金の真理と呼べるもの。
ストーリー仕立てで記憶に残りやすいし、何より面白く読めます。