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【読書感想】「ハクメイとミコチ」11巻

「ハクメイとミコチ」11巻
樫木 祐人
出版社 KADOKAWA

第81話 見習いの初仕事

新しい職場に引き抜かれて異動したハクメイ。新入りだから役に立ってないという無力感。新しい職場の方針もなかなか理解できない焦り。
新社会人や転職した人ならこのもどかしさに覚えがありますよねえ。
でもそこでひるまず腐らず、自分の意見を述べられるハクメイはやっぱりカッコいい。
意見が職場の人に認められたこの瞬間は、仲間と認められた喜びの瞬間でもあり。
うん、良い笑顔。
明日から頑張ろうな、ハクメイ!


第82話 曲木と助っ人

資料やら伝統技法やらこだわりやら。
長年積み立ててきたものがあるだろうに。柔軟に若者の意見を取り入れる
甲羅木組のおばあちゃん。カッコいい!
伝え残していきたいのは心意気、なんだろうなあ。
自分たちが出来なかったことを「あの子たちにはできる」と見やる
心の内は、嬉しいのか寂しいのか。ちょっぴり悔しいのか。

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