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【デザイナー必見】クライアントがデザイナーに提案してほしい資料3選


これまで気まぐれでブログを書いてましたが、改めて、私のキャリアって結構まれなので、、
与えられたものをしっかり使い切りたいって気持ちから🔥
デザイナーの方やスモールビジネス経営者の方に役だてる発信をしていきたいと思います🥹



デザイナーに発注をする企業の担当者は(企業規模にもよりますが)、デザイナーからデザイン提案を受けたあと、社内の他の方にプレゼンしてデザイン案を決定していくのが一般的な流れです。

だから、たくさんの人が納得してデザインを決めるために、
「この案にする」という理由を、みんなが、頭で、要は言葉で理解する必要があるわけです。

なので企業の担当者は、デザイン提案を複数もらう時には、それぞれの案が、どういう機能をもっているか体系的に理解したいと思ってます。



また、前提として理解しておきたいのが、
クライアントはデザイン案を “機能” で評価するということです。


ちなみに“機能”というのは、
デザイン案が見る人に「どういう効果をもたらすか」というもの。

もし仮にデザイン案ごとに機能差が出せないという場合は、そもそも選びにくい提案をしているとも言えるので、デザイン案自体を調整して機能差を出したほうがよいです。


例えば、
クライアントからの課題が「プロフェッショナルさはほしいけど、かといって、お客さまを突き放すようなクールさにふりきりたくない」というオーダーだった場合、

プロフェッショナルさを感じさせる「クールな表現」と、対極にある親しみやすさを感じさせる「やわらかな表現」という軸ができあがります。

デザイン案の各案がそれぞれ軸の両端、真ん中、という3案で構成されていると、デザイン案の体感を通しながら望みたい方向の共通理解が図れていったりします。



ということで、

デザイナーが提案してくれたらうれしい資料3選


1.デザインを1軸の中で評価した「一軸表」

こちらは前提で話した話をそのまま表現したもの。
シンプルですが、この表があると関係者全員が「デザインの機能」に着目するようになるので、デザインの好き嫌い論に発展しなくてありがたいわけなんです✨

3案と以上提案する時も、この機能差を意識してプロットできればOK



2.X軸、Y軸の2軸でデザイン案を評価できる「二軸表」

評価軸が1つだけでなく、2つあった場合はこれが適切です。
X軸、Y軸とそれぞれ評価の軸を設定し、各デザイン案がそれぞれどの要素が強いものになるか、
その軸に配置されたデザイン案に本当にその機能が感じられるかも注目したいポイントです。

表にしてみると「こんなにダイナミックなことの答えが出てないの!?」と思うこともありますが・・・クライアントの与件を整理していると、まーまーあることだと思います。



3.デザイン案の機能差を明確に比較した○×表

評価したい軸が3つ以上ある場合はこのまとめ方がよいです。
評価軸が増えるに従い、同じ評価の項目もでてきますが、決定的な差が出ていれば大丈夫です。

もしくは「すべての案でこの機能は担保されてます(例えば、すべての案で品質感は保たれています等)」と言いたい場合にもわかりやすいかと思います。

あくまで相対評価として◯や×をつけるのですが、意図的に「絶対にこの案に落としたい」というものがあった場合、ウイークポイントでも×を使わずに△を使うのもよいと思います。




ということで、いかがでしたでしょうか✨

クライアントが小さい場合は、もしかすると「デザイン案を機能で評価する」という概念すらない可能性もあるので、小さなクライアントに対しても効果的な提案だと思います。


今後もデザイナーの方をはじめ、スモールビジネス経営者の方に参考なる発信ができたらと思っているのでよかったらまた読んでください〜😊




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