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ネタバレ感想/50歳からの暮らしの整え方 著:後藤由紀子

子育てもひと段落し、ある意味で家族も生活も、違うステージにきたのかも。そんなこれからの、今と将来の自分に向けて、どんなふうに暮らしていけばいいかしら。どんなふうに変化したら楽しいかしら。

そんな変化を受け入れる楽しむための後藤さん決意表明(そこまで強くはない)みたいな内容です。

お金の専門家にも相談して、その内容も載せてくれちゃう、出血大サービスな本です。いいのかしら。
後藤さんいいところはこれならできそう、これは難しそうと自分の意見をもっているところ。できないことも全部やってみます!!!じゃなくて、いい感じに力が抜けてて良い感じ(p.37の返答)。

part3以降は何を続けて何を手放すか、が挙げられているんですが、
全ては重さ、なんだそう。ああ、後藤さんが大大大好きなカゴさえ、重く感じるんですね…!(p.54)かくいう私もウールのコートより、ダウンコートばかり着てしまいます。着られる時に、ウールのコートもっと着ておけばよかった…。

新しい試みでは着物にも挑戦してみたい(p.66)そうなので、着物姿の後藤さんが今後見られるかもしれない…とちょっと楽しみです。

あとわかるなあ〜っておもったのが、ふきんをすべて柄物から白のかやふきんにする(p.84)こと。私は2016年半ばからの後藤さんしか知らないけど、すでに台所は白ふきんだったような?
でもこれいいアイデアなのです!私はタオルを白にすると、ちょっとすすけた色になっても漂白すれば元通りになるので長く使えるということがわかりました。新しく買い足すタオルは全て白にしたい…と思っています。年始の挨拶とかでもらう薄めのタオルも白だし(貰えるものは全て使う)。

床置きしていた本も減らし、本棚が一つ減ったそう(p.105)。確かにp.15の下真ん中手前の本が置いてある什器としての棚は、以前ソファの幅に合うからここに置いてもごちゃつかない、と言っていた自宅にあった本棚かも(ほどほど収納が〜のp.41の本棚)。←こわい
ああ、ちゃぶ台からダイニングテーブルしたり(p.110)、後藤さんは大きな変化も受け入れているんだなあ。でもきっと思いつきじゃない。だから新しい新入りも、部屋にちゃんと馴染んでるのだと思います。

今の私は変化変化とばかり言っていますが、そう、変化すること、変えることに私自身が抵抗があるのです。自分の体が変わっていくことが怖い。だってポジティブな変化だけじゃないんだもん。
自身のライフスタイルを発信してきた人は余計怖くないのかな…と思いますが、後藤さんは後書きで、「いい意味でで物事に対するこだわりがなくなってきた…変化してきた」(p.125)と書かれています。

私もそうなれたらいいなあ〜と思える本でした。


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