恩田京子

この本をお勧めしたい!ではなくて、この本を読んだ人とわいわい感想を言い合いたい。そんな…

恩田京子

この本をお勧めしたい!ではなくて、この本を読んだ人とわいわい感想を言い合いたい。そんな気持ちで感想を書いているのでネタバレばかり。

最近の記事

ネタバレ感想/これでもいいのだ 著:ジェーン・スー

2020年1月10日発行。 婦人公論、日本経済新聞の連載を加筆修正してまとめたエッセイ。 ジェーン・スーさん著作ははじめて。TBSラジオの「安住紳一郎の日曜天国」に名前を伏せて投稿しているのを知っているぐらい。 (私が把握しているのは2016/03/06「引っ越しの思い出」回。podcastで聞けます。) まずね、表紙が可愛いんですよ。金箔押しですよ?! 手にとってから左右に傾けてキラキラして欲しい。上の画像はキラキラを見せたくて、光の当たってるところとそうじゃないとこ

    • ネタバレ感想/ゆるりまいにち猫日和 著:ゆるりまい

      2017年11月25日発行。 ゆるり家の猫4匹、そしてちょっと大きくなった息子あっくんも加わって、ゆるり家はどんな日々を送るのか?全編コミックです。 猫たちが可愛いのはもちろんですが、私は普段見えないゆるり家の収納(時に食べ物)を見せてくれてるところ(p.66)が面白かったです。あ、食べ物あるんだね、という、そりゃそうだろのツッコミ必須の呟きをしながら読みました。そりゃあるだろ食べ物、生きてるんだから。いや、あまりにも、すっきり暮らしているので… 猫を飼っている人は、あ

      • ネタバレ感想/人生が変わる台所道具 私を助ける小さな働きもの

        2024年1月20日発行。 本多さおり、後藤由紀子、今井真美、コウケンテツ、按田優子、おさだゆかり(敬称略)の毎日使う、でも譲れない台所道具が満載の本です。お、面白い! 私が惹かれるのは本多さおりさんとおさだゆかりさんの台所。 本多さおりは色の主張が少なく、すっきりしています。さすが整理収納コンサルタント。 おさだゆかりさんのテーブルセッティングは見事というほかありません。配色のセンスたるや。こういうの憧れます。 わたしはビンテージとか「壊れたら二度取り返せない価値のあ

        • ネタバレ感想/日々のものさし100 著:後藤由紀子

          2019年9月14日発行。 後藤さんを形作る100のこと。 結構なボリュームです。作るの大変だったんじゃ無いかな。 わたしが参考にしたい、なるほど、と思ったらいくつか。 35、夫婦喧嘩の落としどころ(p.47) 「それ、先に言ってよー。」って思うこと、あるある! でも、もう一度食べたかったのかな? …いやでも、言ってくれたら別の選択肢があったのに!と、気持ちがおさまったり、小さい再び怒りが燃えたり。でもこんなやりとりも、健康だからできるんですよね。じゃあ、いいか。 と

        ネタバレ感想/これでもいいのだ 著:ジェーン・スー

          ネタバレ感想/おとな時間を重ねる 毎日が楽しくなる50のヒント 著:後藤由紀子

          2018年9月19日発行。 子育てひと段落。これから自分のこと、暮らしのこと、どう楽しんでいこうかな?という本。 出だしから家族写真を載せておられるんですよ〜!いい写真〜!(p.6) プロに撮ってもらうのに、写真館に行くのもいいけど、自宅で、私服で撮ってもらうなんてなかなか無い機会です。後から見返せるいい思い出になりそうです。 色んな変化もあります。ひとつ、作り置き卒業。「家族が居心地のいい暮らし」p.52で、「土曜日の夜に、作り置ききれいに食べ切れたとき」、「よし、や

          ネタバレ感想/おとな時間を重ねる 毎日が楽しくなる50のヒント 著:後藤由紀子

          ネタバレ感想/台所図鑑 キッチンには人生がつまっている 著:大木奈ハル子 三田みどり

          2022年6月5日発行。 33人の、実際に生活している人の、日々の食事が生まれる台所がたくさんの写真と共に紹介されているなんて、こんなん面白いに決まってる!!! 冒頭から公団(UR)の台所を紹介するなんて、もうしびれますね。こういうのがみたかったんだよォ!と叫んでしまいます。 実際に生活の場になっている台所っていいよねえ〜。 こういうテイストでもこういうふうに暮らしていけるのか、とワクワクします。 紹介されている台所も十人十色。何に重きを置くのかで変わってくるんですね。

          ネタバレ感想/台所図鑑 キッチンには人生がつまっている 著:大木奈ハル子 三田みどり

          ネタバレ感想/買わない暮らし。 著:筆子

          2021年6月30日発行。 以前、応対したお客さんが、この筆子さんのブログ「筆子ジャーナル」を見て、捨て活が捗った、とおっしゃっていました。あ、本も出していたんだ!と手に取りました。 内容は至極ためになります。物やお金への考え方。習慣の変え方、などなど。 しかし、この方は、いったい何者なのか?という疑問がずっと浮かんでしまいます。 生活の様子がほとんど出てこないのです。この本の内容を実践して、こんな感じになっています、という、写真やグラフなど。 もしくはそれを裏付ける、

          ネタバレ感想/買わない暮らし。 著:筆子

          ネタバレ感想/使い果たす習慣 著:森秋子

          2018年12月6日発行。 表紙のやかんを見て、一体どういう内容なんだろう…思った一冊。 その時は胴体の年季の入ったコゲに目が入ったのですが、本文を見ると焦げついた取手に目が行くようになります。こうなった経緯もそうですが、「焦げたままでいく」覚悟に驚きました(p.44)。そうか、焦げたままでもいいのか。 確かにわたしも、鍋なんて毎日使うんだから、いちいち外側のコゲを取ってられんわい!と思うタイプ。中も外もとっても洗っているんだからそのままで良いじゃん、と思います(だから

          ネタバレ感想/使い果たす習慣 著:森秋子

          ネタバレ感想/50歳からの暮らしの整え方 著:後藤由紀子

          子育てもひと段落し、ある意味で家族も生活も、違うステージにきたのかも。そんなこれからの、今と将来の自分に向けて、どんなふうに暮らしていけばいいかしら。どんなふうに変化したら楽しいかしら。 そんな変化を受け入れる楽しむための後藤さん決意表明(そこまで強くはない)みたいな内容です。 お金の専門家にも相談して、その内容も載せてくれちゃう、出血大サービスな本です。いいのかしら。 後藤さんいいところはこれならできそう、これは難しそうと自分の意見をもっているところ。できないことも全部

          ネタバレ感想/50歳からの暮らしの整え方 著:後藤由紀子

          ネタバレ感想/「ねえ、これ捨ててみない?」 著:ゆるりまい

          2019年12月10日発行。 主人公はゆるりまいさんじゃない漫画! ごちゃついた汚家に住むアラサーカップルが、自宅を自分にとって生活しやすい場所に変えていくお話。 この頃が大きい変化があって、良くなっているっていう実感があって、大変だけど、一番楽しい時かも〜思いながら読みました。 ゆるりさんも後書きで書いているように「ものを捨てた先に待っているのは、ただのがらんとした部屋ではなく、暮らしやすく生きやすい部屋であるべきだ」(p.142)そうそう、そうなんだよ〜!とうんう

          ネタバレ感想/「ねえ、これ捨ててみない?」 著:ゆるりまい

          ネタバレ感想/なんにもない部屋で赤ちゃんを育ててみれば 著:ゆるりまい

          2016年2月5日 とうとう、赤ちゃんが、なんにもない部屋にやってきた! なんにもない家は、どうなっていくのか…? すっきりした家は、「子供がいないからできるんだよ」と言われたゆるりさん(p.13)。 そうだと思うけど、でもこのなんにもない生活を諦めたくはない!と願いつつ、いざ母親教室!出産!退院!自宅の生活スタート! ゆるりさんのすごいところは考えの変化を、全て教えてくれること。 赤ちゃんには自宅は酷な環境なんだ、と「私は自分が愛したあの家に絶望してしまったのだ」

          ネタバレ感想/なんにもない部屋で赤ちゃんを育ててみれば 著:ゆるりまい

          ネタバレ感想/なんにもない部屋のもの選び 著:ゆるりまい

          2014年8月1日発行 わたしのウチには、なんにもない、の、ゆるりまいさんが持つ、珠玉のアイテムたち…!どこをどう愛しているか、みっちり語ります本です(雑な紹介)。 見た目かわゆ〜〜!でもお手入れも大変そ〜〜!!でもお手入れを本当にしっかりやってる〜〜!! なものたちがずらずら出てきます。 私が素敵…と思ったのは、 FUTAGAMIのテープカッター(p.18) tidyの木製フロアワイプ(p.79) でした。 真鍮は、経年変化も良さの一つかな、とも思いますが、ゆるりさ

          ネタバレ感想/なんにもない部屋のもの選び 著:ゆるりまい

          ネタバレ感想/ ほどほど収納が心地いい 著:後藤由紀子

          2017年3月22日発行。 この本は、写真がとっっっても多いです!こんなに余すところなく見せてしまっていいの?と思うくらい、多いです。脱ぎ散らかした靴下まで、見せてくれている!(p.26) 今まで文章やイラストで説明されていた部分が視覚に訴えてくる。 こうだったんだ〜答え合わせをするような感じで面白いです。 ほどほどに自分にちょっぴり甘い方が、生活が楽しい。そう思わせてくれる、後藤さんの日々をみせてくれます。 ここで感じるのは、ご家族が協力的なので、普段からいい関係保って

          ネタバレ感想/ ほどほど収納が心地いい 著:後藤由紀子

          ネタバレ感想/狭くても、料理が楽しい台所のつくり方 著:後藤由紀子

          2016年10月10日発行。 狭くても、グリルがなくても、楽しい料理は食事は可能!それにはちょっとの工夫と、 段取り が肝要です。 私自身、カセットガスコンロ一つで、つまり一口コンロで三年ほど、家族やおもてなし料理を作ったことがあるので共感しました。 料理は段取りが超重要。それができたら野菜の切り方なんてどうでもいいのさ(暴言←これは私の意見です) でも、「いざ、」と挑むでも、かしこまらずとも、大丈夫!とほっと肩の力を抜ける、そんな内容です。 後藤さんは家族とどんな

          ネタバレ感想/狭くても、料理が楽しい台所のつくり方 著:後藤由紀子

          ネタバレ感想/ カヨと私 著:内澤旬子

          2022年7月16日発行。 この本を手に取ったのは外装題名に惹かれたから。 続けて目に入る表紙。草原にいる白いヤギ。童話のような物語なのかな? カヨという白いヤギと共に住むことになった主人公の女性。 この主人公の情報がほとんど序盤には出てこない。読み進めていくとぽつりぽつりと小出しに出てくる。小豆島に住んでいること(後で見返している今、これは背表紙にしっかり書いてあることに気づきました)、一人暮らしであること、在宅ワークであること…40代であること(p.181)。もう、知っ

          ネタバレ感想/ カヨと私 著:内澤旬子

          ネタバレ感想/ ひっそり暮らし 著:なち

          2021年3月1日発行。 表紙の写真だけでもわかる、すっきりとした暮らしぶりに惹かれて手に取りました。20代独身で分譲マンションを購入し、熱帯魚と猫と暮らす女性ブロガー、とのこと。 なちさんのすごいところは、不安に対してちゃんと知識で対応するところ。 参考にしたいのは積立貯蓄。毎月決まった額ではない・不定期に発生する支払いイベントを年単位で考える。それを12ヶ月で割って、積立貯蓄をしておくというもの(p.14)。確か眼鏡を新調したら、その月だけ支出額が跳ね上がり、お金が

          ネタバレ感想/ ひっそり暮らし 著:なち