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ネタバレ感想/人生が変わる台所道具 私を助ける小さな働きもの
2024年1月20日発行。
本多さおり、後藤由紀子、今井真美、コウケンテツ、按田優子、おさだゆかり(敬称略)の毎日使う、でも譲れない台所道具が満載の本です。お、面白い!
私が惹かれるのは本多さおりさんとおさだゆかりさんの台所。
本多さおりは色の主張が少なく、すっきりしています。さすが整理収納コンサルタント。
おさだゆかりさんのテーブルセッティングは見事というほかありません。配色のセンスたるや。こういうの憧れます。
わたしはビンテージとか「壊れたら二度取り返せない価値のあるもの」を使うことに所有者(自分)への責任を感じて怖い!と思ってしまうし、テーブルクロスに食べ物をこぼしたらシミはどうやって落とすのだ???と考えてしまうので、全くこの生活は向いていないんですけど、色使いがきれいでうっとりします。
(テーブルクロスを使っている人は、消しゴムを使って出た消しかすとかを、どうやって上手に捨てているのだろう?物書き用のデスクは別にあるってことかな?←自分の部屋がない人)
そして最近わたしが読み漁っている後藤由紀子さんの最新の暮らしぶりはどうなのか。食洗機が導入され、鍋もだいぶ小さく(直径14cm!)なり、二人暮らしという変化に順応されています。食洗機は大きい変化だ!洗いカゴの代わりにパナソニックの食洗機がでんと置いてあります(p.31)
食器洗いは数年前、ご主人がやってくれるようになり、そして現在は「そもそも、食器洗いは夫の役目」(p.31)というほど。うまく移行したんですね〜。お互いの習慣化がスムーズにできたんだなと思います。うう、よかったよかった。
電気調理器具を取り入れる人、自然由来のアイテムだけで調理する人、歴史あるものを愛する人…それぞれの思いがあり、でも共通するのは楽しい時間を作るということ。自分は何に惹かれるのか、模索している人には道標になり得る内容でした。
で、テーブルクロスは毎回洗うものなのかな?
アイロンもかけるもの?(←テーブルクロスを使うのに本当に向いてない人)