見出し画像

No.025 輝く女子剣道界の実力者たち:注目の選手と強豪校

現代の女子剣道を牽引するトップ選手たち


近藤美洸(警視庁・六段)

- 31歳、神奈川県出身
- 名門・桐蔭学園から法政大学へ
- 現在は警視庁で警察官として活躍
- 2024年全日本女子剣道選手権優勝
- 2024年世界選手権大会個人戦優勝
- 全日本選手権大会出場10回(3位入賞)
- 力強い攻めと正確な技が持ち味


渡邊タイ(熊本県警)

- 小学1年生から剣道を開始
- 西合志南小学校、西合志南中学校で基礎を築く
- 2015年、2018年の世界選手権大会で日本代表として団体優勝
- 2019年全国警察剣道選手権大会個人優勝
- 2023年第62回全日本女子剣道選手権大会で初優勝
- 2024年大会では準優勝と安定した強さを見せる
- 九州女子剣道界の代表的存在


末永真理(和歌山県)

- 大阪・PL学園高校から大阪府警へ
- 2009年から4大会連続で世界選手権出場という快挙
- 2012年、2013年の全日本選手権連覇
- 2024年世界選手権個人戦準優勝
- 長年にわたり女子剣道界を牽引
- 豊富な国際経験を活かした安定感のある剣道

女子剣道の強豪校と特徴

九州の伝統校
九州地方は特に女子剣道が盛んな地域として知られています:
- 福岡:中村学園高校
- 熊本:八千代白百合高校
- 長崎:島原高校
これらの学校は、長年にわたり多くの優秀な選手を輩出し続けています。

関東の強豪
関東地方でも複数の強豪校が存在します:
- 神奈川:桐蔭学園
- 茨城:守谷高校
特に桐蔭学園と守谷高校は、全国でも知らない人がいないほどの名門校です。

大学の実力校
大学レベルでも、伝統ある強豪校が揃っています:
- 関東:筑波大学、法政大学、中央大学
- 九州:鹿屋体育大学
これらの大学は、全日本選手権にも多くの卒業生を送り出しています。

揺るぎない世界一の座

世界剣道選手権大会において、日本女子は圧倒的な強さを見せ続けています。1997年に女子の世界大会が始まって以来、個人戦・団体戦ともに一度も世界一の座を明け渡したことがありません。この偉業は、日本の女子剣道のレベルの高さを如実に示しています。

2024年世界選手権での圧巻

イタリア・ミラノで開催された直近の世界選手権でも、その強さは健在でした:
- 個人戦決勝は近藤美洸vs末永真理の日本人同士の対戦
- 団体戦では他国を圧倒的な内容で下し優勝
- 技術面での優位性に加え、精神面での強さも際立つ

女子剣道の発展と未来


女子剣道は、これらのトップ選手たちと強豪校の存在によって、着実に発展を遂げています。

その強さの源泉となっているのが、全国各地の強豪校で培われる基礎技術と、警察組織などで磨かれる実践力です。近藤選手、渡邊選手、末永選手といった実力者たちは、世界最強の代表として、日本の剣道の技術と精神を体現し続けています。

彼女たちの存在は、後に続く若手選手たちにとって大きな目標となるだけでなく、世界中の剣道家たちにとっても、目指すべき理想像となっているのです。日本の伝統文化である剣道の素晴らしさを、世界に向けて発信し続ける彼女たちの活躍に、今後も大きな期待が寄せられています。

そして次回は2027世界選手権が日本・東京で開催されます!日本の文化として、次回は観戦に行ってみてはいかがでしょうか?


ON AFRICA note center

ここから先は

0字
この記事のみ ¥ 300

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?