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No.110 レアル・マドリードが南アフリカに新拠点
レアル・マドリードが、クラブ史上初の南アフリカでのアカデミー設立を発表しました。Generation Schoolsとのパートナーシップでアフリカに進出です。
アカデミーの概要
設立場所と特徴
- ケープタウン:Generation Schools Imhoff
- 雄大なOu Kaapse Wegの山々と大西洋を望む景勝地
- 2024年開校予定
- ヨハネスブルグ:Modderfontein
- 2025年第2四半期開校予定
プログラムの特徴
対象年齢:6歳から17歳
3つの基本理念:
- プレイヤー
- ゲーム
- マインドセット
6つの重点分野:
1. フィジカル
2. テクニカル
3. タクティカル
4. メンタル
5. 競技力
6. レアル・マドリードの価値観
指導者陣の顔ぶれ
アルベルト・ヒメネス氏
- レアル・マドリード財団 南アフリカ技術ディレクター
- UEFAプロライセンス保持
- 20年以上のコーチング経験
- アカデミー全体の指揮を執る
リチャード・マケナリー氏
- ライジング・スターズ・センター・オブ・エクセレンス スポーツディレクター
- チームワーク、リーダーシップ、尊重の価値観を重視
- レアル・マドリードの伝統的価値観との調和を目指す
実践的な育成環境
- 2025年のローカルリーグへの参加
- 技術・戦術の継続的な指導
- ボールを中心とした実践的トレーニング
レアル・マドリードのレジェンド、ロベルト・カルロスは本プロジェクトへの支持を表明し、以下のようにコメントしています:
「レアル・マドリード財団の価値観とトレーニング哲学を南アフリカにもたらすことを大変嬉しく思います。このイニシアチブはサッカーだけではありません。スポーツを通じた教育、統合、社会開発を促進するためのものです。」
アカデミーの目指すもの
総合的なアプローチ
- エリートコーチングと学業の両立
- ピッチ内外での成長支援
- レアル・マドリード式の独自の指導法
期待される効果
- 南アフリカサッカーの質的向上
- 若手選手の育成環境の整備
- 地域社会への貢献
まもなく始まる入学申し込みは、南アフリカの若きサッカー選手たちにとって、まさに一生に一度のチャンスとなります。
世界最高峰のクラブが、アフリカの地でその知見と哲学を若い才能たちに伝えていく。そしてパートナーシップ先は現地の比較的余裕のある子供が通う学校でもあり、リスクを減らした戦略も兼ねています。
ただし、名前だけでアフリカのサッカー界の中で発展できるというものでもありません。アフリカサッカーの未来に繋がるプロジェクトかどうかは注視が必要です。
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