世界のゴールと絶対法則(1-3.5)

 1-3は、上から無料にすると、大事なところで文章の肝が見えなくなってしまいますので、無料部分の場所を変えたいなと思いまして、こうして別の記事を作らさせていただきました。

 ということは、前の文章の無料部分は、スキと言ってくださったあなたへの、単なる近況報告になってしまいましたね。まぁ、笑ってやってください。

 ホントに少しだけですが、具体的になってきたので、書いている方も楽しくなってきました。今回の記事では、1-3の6つある項目の4番目と5番目を読んでいただこうと思います。

 読んでいただけるだけでかなり嬉しいものがありますが、スキやフォローや#新しい世界の1冊目の拡散など、引き続き、出来る方だけで構いませんので、よろしくお願いいたします。

 まぁやっぱり、1人でも多くの方に読んでいただけるのが一番嬉しいのですよ。笑

 それでは、今回もお楽しみくださいませ。


世界の歴史


 この本の「人間社会のゴール編」では、僕たちが目指していく良い世界のゴールについてお話しさせていただいております。

 それでは、世界のゴールをお話しする前に、今までの歴史を見て、僕たちが一体どのように歩いてきたのかを知りましょう。
 本当に大まかです。歴史についてもっと調べたくなったら、ぜひ調べてみてください。不思議で面白いことがたくさんありますよ。

 宇宙のはじまりから話しても、今の人間にとってはまだ力不足ですし、この本の趣旨にとって、あまり意味がありません。

 まずは、地球で生物が生まれるところから話しましょう。

 最初は、大気から液滴が生まれ、細胞が出来て、分裂して、生物の数を増やしました。その時は、自然が世界を支配していたのでしょう。

 そのうち、意思を持った動物があらわれ、子孫を残すために家族を作り、敵対するものと戦って共同体を作り、力を増大して、自分の生きる範囲を支配していきました。

 自然、猛獣と支配者が変わるうちに、人間という動物が生まれました。

 そして、人間がこの世界で一番強いものになると、人間は、今まで他の動物がしてきたことと同じように、近くの共同体同士で争い、周りを支配して、一つの国を作りました。

 さらにもっと遠くまで出かけられるようになると、その場所で争って、力の強いものが力の弱いものを支配しました。

 地球全体を自由に移動できるようになった現在は、国同士で争っています。宇宙にもいけるようになりはじめていますので、各国は月や火星の権利も取り合いはじめています。

 まさに、歴史とは、トーナメント形式の、リアル天下一武道会です。



世の中は力が全て


 こうして歴史を紐解いていくと、「力のあるものが世界を支配する」という絶対法則がわかると思います。
 けれどもあなたは、「絶対に力が全てかよ」と思うかもしれません。
 またいくつか例を出しますが、この世における全てが、この法則の例になりますので、逆に例えを出すのが難しいですね。
 
 例えば恋愛です。どんなに心根が良い奴かは関係ありません。嘘でも、相手の好きな外見で、相手の求めている条件に合わせた方が支配します。そしてつき合っていても、どちらかの力が強くなった時に、バランスは簡単に崩れます。力の強いモノが相手に合わせなければ、別れることになります。 「個人」的には、同じバランスでずっといられるのが一番良いといつも思うのですが、なかなか上手くいきません。

 会社も、立派な志を持っていようがなかろうが構いません。金の稼げるシステムを作り、社員と顧客のニーズを満たしたものが支配しますし、経済も、グループ会社や情報会社として大きくなればなるほど、世界を支配していきます。日本だとソフトバンクや楽天やauやDocomo。中国だとテンセントやアリババや百度。アメリカだとFAANGやTANDですね。

 警察だって、暴力に対する更に大きな暴力がなければ支配できません。南米のある町では、警察よりマフィアが力を持って、警察がいなくなってしまった、なんて話もあります。

 アメリカや中国の発言権が強いのも、力が強いからです。各国が核兵器を持ちたがるのも、同じ理由です。作るなと散々言われても、無視して嘘ついて結局作りきった国は、世界で意見を聞いてもらえるようになっています。

 他にも、どんなに社会的地位が高かろうが、志が立派だろうが、暴力を持って後ろから刺したり、車ではねたりすれば、力で相手を支配できます。どんなに真面目で良い方に対してでも、心につけ込む力を持った詐欺師なら、簡単に相手を支配できます。

 そこには、そんなの切ないじゃん、嘘つくなんてひどい、もっと内面を見てよ、暴力なんて人権無視してる、などという「感情」や「理想」は関係ありません。ただ、力が強いモノが世界を支配する、という「事実」しかありません。

 戦争も、力と力でどちらが支配するのかという利益獲得のぶつかり合いです。テロも宗教戦争も一緒です。
 実際に死ぬ方の多くは、そういう方たちに「感情」と「システム」で支配されている方たちです。

 これからの世界の行方を考えると、やはり今までの歴史でおこなわれているように、各国で戦争を繰り返し、テロや宗教同士も相争い、技術や頭脳が向上すればするほどたくさんの嘘や策略が入り乱れ、最後は力ずくとなり、世界全ての場所で戦争が起き、最後には世界がひとつに統一されるでしょう。
 トーナメントである以上、いずれは優勝者が決まります。当然ですよね。

 技術が進歩してさらに遠くに行けるようになれば、宇宙にその力を伸ばし、宇宙に知的生命体がいれば、それらとの支配戦争が始まり、勝つか負けるか、とにかく「力が全てを支配する」という世界の絶対法則に飲み込まれ続けるでしょう。宇宙ナンバーワン決定トーナメントです。


 人間が負けるか滅亡すれば、その後の環境で一番力を持ったモノが、この世界の覇者となるでしょう。万物最強決定戦です。


 「感情」は関係なく、ただ「事実」としてそうなります。そういうモノです。



<次回予告>

 この世界の争いを止める方法まで公開しようかと迷ったのですが、2項目までにしようと決めているので、今回はここまでにいたしました。次の記事では、この世界は誰が支配するべきか、というお話をさせていただきます。もちろん、今回(1-3)の有料部分に書かれている内容は、あらすじだけですがまた書かせていただきますので、ご心配なく。帰ってきて、少し仕事が滞っているのですが、なるべく早くアップさせていただきますね。

 今回も、読んでくださってありがとうございます。


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