3-2-5 「力」をつけるために一番大事な教育とは何か(教育について)
現代に必要な教育の中でも一番大事な教育とは何か。
それは一般教養では無く、「自分の理想バランス」と、「お金を稼げる経営と投資」と、「自分と全人間を幸福にする政治」です。
これは早ければ早いほどいいです。絶対に将来必要なスキルですし、あれば一生困りません。困らなければ、他人を差別することもありませんし、避難することもないですし、自殺する必要もありません。
現代のほとんどの問題は、この世界で生きる力がないのにも関わらず、この世界で生きなければならないから起こっています。根本である、この、力がないことを解決しなければ、いくら議論をして、いくら口当たりのいいことを言い続けても、いつまで経っても問題は無くなりません。
自分たちが力を持って、自分たちが責任を持って力のない人たちの保護をしていかなければ、世界はみなさんの言うような良い世界にはなりません。なぜなら世界は力のあるものによって作られているのですから。
資産を形成できる力を身につける
まずは、言葉がわかると同時に勉強を始めて、先生の責任でお金を管理し、10歳から株やFXを実際にやらせれば、経済の状況がわかります。不動産投資やアパート経営なんかを早めにさせてもいいと思います。資産運用のプロが、現在の世界のお金持ちのほとんどを占めていますので。(ただ個人的な「感情」としては、短期の株や不動産投資によるお金儲けに関しては疑問もあるのですが)
また、日本は今後、全人間の幸福を目指すので、世界のどこにもっと開発した方がいいところがあるのか、相手の文化を壊さずに8:2くらいで他国と日本の両方に利益をもたらすにはどうしたらいいのかなどの世界情勢の勉強も必要になってきます。
エクセルやパワポの使い方や、プレゼンのやり方も大事でしょう。
それから国内に関しては、納税の仕方や選挙のやり方や会社の作り方や政府が何に協力してくれるのかなども勉強しておいた方がいいでしょう。
それらの力を持って、人は何もので、自分はどうなるのが幸せなのかを考える勉強も必要です。
教師は尊敬される師でなければならない
とにかく、「理想」と「力」を育てて、個人が幸福を得られるような教育をするのです。
そして、莫大な「力」がついた人が敵ではなく味方になるように、若いうちから、教師の方々が生徒を守るのです。教師の「役割」は今まで以上に重要です。
大学出たての教育資格をとっただけの遊んでばかりいるような人間、学校というモラトリアムの中で一生を送ろうと思っている人間が成るようなものではありません。
今は先生の数が足りないと言われており、地方に行きさえすればどんなどうしようもない人間でも簡単に先生になれます。正直、知り合いも10人以上は先生になっていますが、教える側とは到底言えない人ばかりが先生になっています。
それでも先生の数が足りない、やらなきゃいけないことが多すぎると言われていますが、システムを全て変えれば全ての問題に対しての片がつきます。
先生というほど偉大ならば、先生でなくなっても立派に生きることはできるはずです。まぁ、僕は、ほとんどの先生はできないと思っているので、今の教育制度自体がそもそも良くないと言っているのですが。
そしておそらく、本当に先生という地位を剥奪されてほっぽり出されたら生活できなくなる方がたくさん出てくるので、彼らの新しい就職先も作り出す必要があります。
その中で人間として成長して成果も出せたその時に、改めて教育につきたいというのならば、求められるだけの存在になって、つけばいいでしょう。
ただし、大学の先生は別です。彼らは先生ではなく学者ですから、大学が学者になるために行くようになれば、どうしても専門知識が必要になります。ただ個人的には、もう少し教え方も研究なされたらいいのではないかと思いますが。(もちろん、全員に対して言っているわけではありません)
勉強は学生だけがするものではない
この「力」をつけるための教育は、何も学生に限ったことではありません。全国民、最終的には全人間が受けられるようにします。
カンニングを防ぐためにテストだけは図書館や公民館や学校(社会人は休日)などの所定の場所で受けてもらう必要がありますが、スマートデバイスは配っていて、講義はネットでも受けられるので、費用はほとんどかかりません。(菅さんも値下げを提唱していますし)
それに「若者しか教育の必要がない」だなんて、そもそもおかしいと思いませんか。
教育、特に力を得るための教育は生きるために重要です。
差別は、「感情」としては悲しいですが、「事実」として教育が発達して色々な価値観を許せるようになるまで無くなりません。しっかりと誰でも教育が受けられる土台を作らなければ、この先1000年経っても変わりません。
ネットの無い時代は難しかったと思いますが、今は一流の教育を、全ての人間が受けられる仕組みが作れます。
もちろん、自分の好きな分野や、仕事に必要な分野だけを勉強しても全然問題ありませんし、自分が成長したいとも思わず、のんびりと死ぬまで暮らしていければ別に良いやと思う方には必要ありません。
力のある人たちが増えて、力のある人が他人に対して寛容な心を持てて、ようやく個性が受け入れられていくようになるのです。