3-2-6 コーチングの有用性 (教育について)
力をつけず、「のんびりと死ぬまで暮らしていければ別に良いや」、「後は頭の良い方にお任せします」と思う方は、本当にのんびりと一生暮らしていける生活なのかは疑問が持たれます。
自分が本当に一生を幸福に生きられるのか、自分でもわからない人は多い
人は自分中心の欲求を持っているので、自分の都合の良いように考えがちです。たいした情報も持っていないのに、今ある情報だけを全てだと思いがちです。自分が病気や怪我で動けなくなった場合のことや、子供や老後のことを考えていない可能性もあります。
それで野生動物らしく死ぬなら幸せだ、というのなら良いのですが、現状から逃げるために自分自身に嘘をついている可能性もあります。
情報を持っていなさすぎるために、絶対無理なのに出来ると勘違いしているかもしれません。人間、特に日本人が一番気になっているのは、安全の欲求の中の、老後の安心についてでは無いでしょうか。
コーチをつける必要性
自分のことは他人にしか分からないこともあります。一流のコーチングを受けると、一般人との教育レベルの差に驚きます。そういう方の指導を受ければ、これからどう生きていくと問題がないかが分かります。
ただ、コーチングはさすがに年間何百万円もかかるので、健康と金銭面に関してだけでも相談できる「役割」を国で作ると良いと思います。
ネットで相談できるようにすれば、現役を引退して悠々自適の方もコーチになれますし、コーチをランダムで何人か選択するにしても、どこに住みたいか、いくらくらいで生活したいかなどを選ぶことにより、自分にとってより役に立つコーチを選ぶことが出来ます。
コーチは歩合制にして、評価が高い方ほどたくさん仕事が取れるようにすれば、コーチとしての仕事も成り立ちます。
人数が多いと思うので、マイナンバーホームページに年収や健康などの必要事項や自分の一生の予定などを書き込んでおけば、時間の短縮にもなります。
教育に関しては、まだまだ話し足りないのですが、今回の本ではページ数が無いので、また別の機会にお話します。