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おむすびで、世界と遊ぶ。ロンドン編

“おむすびで、世界と遊ぶ。”
ヨーロッパツアーをまとめていきます。

初めてのワークショップ。
日本でもやったことないのにw 
ロンドンでやっちゃいました。

"初めて"を
「ロンドン」でやったのも、
「小学生」を対象にやったのも、
結果、最高の選択でした。

コーディネートしてくれたロンドン在住の高橋さん。ありがとうございました!

「ロンドン」と「小学生」が、なぜよかったのかの視点で、ちょっと僕の頭の整理で記しときます。


■ロンドンと有明海苔のヒストリー

イギリスの海藻学者が、海苔の胞子が、どこに生息しているかを発見したことから、「有明海苔」の養殖技術を格段に上がったんです。
彼女の発見がなければ、おむすびがここまで、日本の生活に浸透はしていなかったでしょうね。
その感謝をおむすびで伝えられたのは、感慨深かったです。
ロンドンで訪れたジャパンハウスには、
もちろん海苔を売ってたんだけど、その歴史に触れてはおらず、この文脈は日英の架け橋になる価値が絶対にあります。
↓有明海苔とイギリスの海藻学者の話は、こちら。

■おむすびを知らない人へのアプローチ

ロンドンでは、おむすびの認知は低く、また、ご飯自体も炊くことは少ないようで、子どもたちにとって、ご飯をシャモジでよそう事も初めての体験でした。これは、僕的にはすごい発見で、ご飯を炊く事自体が、シャモジを使うこと自体が、
めっちゃ楽しいエンターテイメントになるんだということです。
また、初見の料理って、なかなか口にしたくない気持ちになるし、子供ってそういうの素直に、現しがちだと思うんだけど、通訳をしてくれた小学5年生の高橋さん長男のおかげで、みんなの目線が、おむすびは美味しいものというラインに入ったんじゃないかなと。

おむすびワークショップ

これは今後海外でワークショップやる時に大事にしたい視点で、世界で現地の学校で頑張って通ってる日本の子どもが現地の子供たちにイニシアティブをとってコミュニケーションをとれる機会にもなるなと思いました。

■おむすびはコミュニケーションツール

僕は、おむすびを「食」というより、「コミュニケーションツール」と捉えてます。
それが料理人じゃない僕のおむすびの表現の仕方かと、5月にバーをオープンしてから考えています。
日本のおむすびブームを、"おむすびアーティスト"が表現していると考えると、僕はアーティストのキャンバスをテノワール文脈で構築し、世界のアーティストも楽しめるようにしたいなと考えています。世界のアーティストとは、海外の方でもあるし、海外で頑張ってる全ての日本人でもあります。

おむすびワークショップ

SAGAがもつ、様々な日本文化起源。お米や海苔もその一つであやら、その象徴が「おむすび」。
誰がどう頑張っても歴史は変えられなからこそ、歴史的価値は素晴らしいし、世界からも評価される。

ロンドンの日本酒とおむすびに触れつつ、
次はテノワールの理解を深めたパリ編に。

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