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2019年、SexyZoneを好きになってしまった話

SexyZoneを好きになってしまった。予想外、まさかの、SexyZone。

これは2019年のGWに、当時の勢いのまま書いたものの、
note一発目にアイドルのこと書くのってどうなのか、という謎の恥じらいとともに下書きお蔵入りになっていた文章である。

最近、SexyZoneファンの方々が各々のハマるきっかけを投稿している記事を見て、わたしもこの気持ちをシェアしたい!!と思い始めた。

ファンじゃない方は、アイドルってこうハマってしまうものなのか、と読んでもらえれば幸いです。

ちなみに、これまでのわたしが好きになったジャニーズタレントは以下の2人。

●KinKi Kidsの堂本光一くん(4〜5歳ごろ)…姉と同じものを好きになりたい欲求からなりゆきで応援することに。

●KAT-TUNの赤西仁くん(中1〜高3)…ごくせんで気になり、わたしがジャニーズアイドルを好きになるなんて…という葛藤時期を乗り越え、デビュー後に無事ファンになる。

しかし大学以降は、アイドルに触れる機会がめっきり減っていく…
もう新たに好きになることはないだろうな、と思ってっていた。


好きになる前のSexyZoneのイメージ

それまでのSexyZoneのイメージは、デビュー曲SexyZoneのイメージが強く、
中島健人と菊地風磨(ふまけん)とちびっこたちのグループ(美形の勝利くんと、ハーフのマリウスくんと、もう1人ちっちゃいこ)
みたいなイメージだった。
名前は知っていたけれど、曲はほぼ知らない。LADYダイアモンドくらい。

それまでSexyZoneに触れるきっかけがなかった大きな理由として、
わたしは中島健人と菊池風磨(ふまけん)が結構苦手であったことがある。

ふまけんのJr.時代、KAT-TUNの中丸くんが司会をしていたので少年倶楽部(ジャニーズJr.が中心として出演するショー番組)を見ていた時期があった。

しかし、それまで年上のアイドルしか好きになったことがないわたしにとって、同世代のふまけんのカメラバリバリ意識のゴリゴリオレアピールの、一生懸命さが、見ていてなんだか恥ずかしかったのだ。

さらに健人くんはラブホリ王子のイメージが強く、クサいセリフをいとも簡単に発する彼を見て、カッコつけ男子アレルギーのわたしは「ヒィ…」となってしまい、正直苦手だった。

風磨くんは、赤西仁の仕草を真似ている印象が強すぎて、ジャニーズ時代の赤西ファンとしては、あーこの表情や仕草するよね、この髪型はあの時代の髪型マネしてるよな…って思うこと多々、多々あり、苦手だった。(ごめんなさい)

ただ、紅白で披露されていたカラクリだらけのテンダネスのパフォーマンス(動くパネルを使う演出)がかっこよくてすごいなぁと思ったりはしていた。


SexyZoneに興味を持ったきっかけ

社会人になり、数年経ったある日、通勤途中にふとジョイポリスの電子広告を目にした。

ABC-Zがテーマ曲としてキャッチーな曲を歌っていて、その作曲者が、その当時好きになったばかりのフレンズというバンドのひろせひろせが作曲したものだと知り、
ひろせひろせの提供楽曲をなんとなく調べていた時、
SexyZoneの「ぎゅっと」という楽曲に出会う。

YouTubeで見て、めちゃめちゃいい曲やん…となる。
しかも菊池風磨が作詞に携わっているというのを知って驚いた。

この時をきっかけに、SexyZoneはデビュー曲を歌っていたイメージのSexyZoneから、
「結構いい歌歌ってるし、みんなかっこいい」
というイメージになった。

運命のライブ参戦

そうして迎えた2019年のGW、わたしは急遽SexyZoneのライブに行くことになる。

急遽というのも、マリちゃんファンの姉(さまざまなアイドルが好きなのでマリちゃんファンだとそれまで知らなかった)が一緒に行く予定だった方のお子さんが熱を出してしまい行けない、となったようで、

チケット余るのもかわいそうだなと思い、まーSexyZone興味ないけど一回くらい見てみるのもいいなという気持ちで「わたし行こうか?」と声をかけたのだった。

なぜかこの時はジャニーズにハマることはないだろうという謎の自信があった。
NEWSや関ジャニ∞のライブに行っても、楽しいとは思ってもハマることはなかったからだ。

ライブ参戦までに、アルバムをチラッと聞き、当日はとりあえず手持ち無沙汰回避のために勝利くんのうちわを購入。
うちわを買い、「え?かっこよすぎない?どっから写真撮っても盛れるんだけど?」とか言いながらうちわの写真を撮って遊んだ。

そして会場に入り、座席を確認すると、なんとメインステージの前から6列目の良席。
ステージが超近い…

チケットの名義人の姉の友人に申し訳なく思いながら、個人的にここで運を使い果たしてしまったのではないか、これで終わり当分他のライブでいい席来なかったらと、落ち込み、嘆いていた。


そしてライブが開演


開演。と同時に運命の瞬間が訪れる。

オープニングで勝利くんが登場する。


出てきた瞬間、神々しく光り輝く美しいお顔とただならぬオーラを見に纏う存在感に圧倒される。


思わず口に出す

「え、カッコ良すぎない…」


彼は銃を取り出して構え、引き金を引き、銃声がバーンと響く。

と同時にわたしの胸が撃ち抜かれていた。



ばきゅーーーん。


あまりの衝撃に、他のメンバーの登場シーンはうろ覚え。
想像以上のかっこよさに恐れおののいた。びっくりどころの騒ぎではない。

一瞬でファンになった。瞬殺。

ライブ開始から1分くらいの出来事だ。

そのあとも感動が続く。
曲がいい、飽きさせない演出、ファンを喜ばせる演出がすごい。
顔がいい、声がいい、キャラがいい、顔がいい。
初めて聴く曲も、耳馴染みの良い曲で覚えやすい、ノリやすい。

ひたすら楽しい…

ってずっと思ってた。

そして、いい意味でそれぞれのキャラクターのイメージがぶち壊された。

一番イメージがひっくり返ったのはケンティーだ。

ケンティーの優しさと引き出しの多さ。
MC中にマリちゃんの顔がスクリーンに映り「マリウス、ニキビできてない?」「そうなのーできちゃって、、」という会話のとき、
「アイドルのニキビは宝石だから」と言った。
優しくかつユーモアのあるトークに惚れ惚れとした。
カッコつけてるだけじゃないんだこの人…と思った。

そして、マリちゃんの歌声がかっこいい。
デビュー曲のイメージが強すぎて可愛いマリウスの歌声がわたしのマリウスイメージだったのだが、
初めて聞いたtwilight sunsetの
歌い出しから歌声がかっこよくて感動した。
大人になって、カッコいい色気を出してきたのでびっくりした。

アンコールでぎゅっとも聴くことができて、
大満足だった。
また、聡くんを想わせる演出や、会場のペンライトが緑色に染まるのを見て、感動した。

風磨くんは、赤髪でかっこいいなと思ったくらいで、まだこの頃にはハマるほどではなかった。
仕草は仁君を思い出すが、とりあえず、彼も赤西ファンなのか、と思うと、同士だ、みたいな気持ちにはなった。
ただ、ソロ曲のcocoaの曲も、演出も、めちゃめちゃ好きなやつだった。エモ…ってなった。
のちに、菊池沼の深さを知ることとなるとはこの頃のわたしは知らない…

勝利くんの最後の挨拶が忘れられない。

僕らはデビュー曲で、"時代をつくろう"と歌って、デビューしました。
令和こそ、僕らの時代なんじゃないかと思っています。

デビュー後からのKAT-TUNファンだった身からすると、衝撃だった。
ジャニーズってドーム公演をどのグループもやってると勝手に思っていたのだ。
KAT-TUNは、デビュー当時から勢いがあって、デビューコンサートから東京ドームという舞台が用意されていて、ドームでのライブが当たり前のようになっていた。

しかし、SexyZoneはまだドームライブをやったことがないのだとこの時知った。驚いた。

それと同時に、こんないいライブをするSexyZoneが、ドームでライブをする日が見れたのなら、最高だなと思った。

応援してグループを支えて一緒に夢を追いかけられるような、そんなファンとアイドルの関係性に感動した。

そして、わたしはこの日からSexyZoneのファンになったのだった。

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