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判るか判らないか・・・それが問題だ! 注意障害なのか遂行機能障害なのか記憶障害なのか・・・退院当時の私には正確な事は理解できてなかったのだが(←実は今でも良く判っていない)、自分が《間違っていることは判ってる》のに《正解が判らない》のだ。『正解が判っているのだから、間違いが判かる』と考えるのが普通だ。こんなのは1+1=2が当たり前なのと同じように、考えるまでもないことなのだ。 そして発症前の私もそれが当たり前だと思っていた。 しかし、発症後の私にとって《間違
現実で起こることはバーチャルでも起こる 私が再就職した会社では、パソコンのイラストレーターで図面を起こす仕事をやっていた。 具体的には、野外の現場で野帳にスケッチしてきた遺跡の地層や出土品の手書きの図面を、パソコンのイラストレーターで印刷用の図面に清書するという仕事だ。 数はとても多かったが、図面の1つ1つは小さなものが多かったので、私は慣れてくるとかなりのスピードで仕上げていくことが出来た。本社からも『君、図面を仕上げるのが物凄く早いんだって?』と様子を見に来
再就職を目指して 退院して再就職することになった。 この再就職に至るまで、寝耳に水の解雇通告やら失業保険やらハローワークやら・・・書き始めたら、中編小説が出来上がるくらいのボリュームがあるのでこれも割愛させてもらう。というわけで、再就職の話から始める。 高次脳気機能障害に気付けない!? 再就職が決まった時、私の心と言うか頭の中が最高潮に荒んでいた頃なので、これから会社に入って・・・また社会に出て、どうなるんだろう?という疑問に全く答えが出せなかったというのが正直
高次脳機能障害ってあなたの周りに結構たくさんいる。 初めまして! 私は2017年に小脳梗塞で倒れ緊急入院した。 当時担当の医師からは『小脳は脳の過疎地だから後遺症は残りません』と言われた。それが、診断ミスとかいうつもりはない。多分古いというか、神経内科的にはそういうのが常識なんだろう。 でも、私は退院して再就職をしたら、何をやっても上手くいかない。 PCで作業していたのだが、任された仕事を取り合えず出来ていくのだが、不要なフォルダが何層も何層も出来てしまい、その中には完