キャラクターのプロデューサー
※note初心者ですごめんなさい石を投げないでください
ところで
"ライセンサー"って聞いたことはありますか?
おむ子は今ライセンサーという立ち位置の仕事をしています。
別の言葉では版権元とか権利元とかIPホルダーとか、うーん、なんと言えば伝わるのだろう。
例えばみんな大好き『ちいかわ』。
どうしてちいかわが人気になったか考えたことはありますか?
キャラクターがかわいいから、ストーリーがおもしろいから、アニメやSNSの露出があるから、グッズがたくさんあるから、みんな好きだから。
もちろん全て正解です。
では、それを実現させれているのは誰?
作者のナガノさん!
と、それを管理しているライセンサーなのです。
ライセンサーというのはIP(キャラクターやブランドといった知的財産物)を管理している会社です。
みなさんが持っているぬいぐるみやお洋服、またキャンペーンなどは全てライセンサーが確認と管理をしています。
おむ子もグッズを作っていたけど、クオリティが悪かったら何度もやり直しを喰らう。
「この顔は原作に忠実ではない。」「耳の角度が違う。」「色が薄い。」などなど。
そしてできたものは当時大バズりしたのだけど。
色で有名なのはミッフィー。
「ブルーナカラー」と呼ばれる6色の色は原作に忠実でないといけません。
この6色の意味もぜひ調べてみてください。
あとはムーミンも色が変わりましたね。
ムーミン=ブルーのイメージを持っている人もいるかもしれませんが、ムーミンはホワイトです。
実は、日本でアニメ化した時に画面で違いをつけるためにムーミンはブルーになったので昔の商品はブルーのムーミンもいます。
今では原作に忠実なホワイトしかないはず。
実は時代によって方針が変わってNGになることもあります。
ライセンサーの考えが変わることや、会社事態が変わることは実は珍しくない。
ライセンサーの仕事はファンにグッズやキャンペーンなど、喜ばせるコンテンツ開発をすること。
そして「作者(作品)を守る」こと。
「「「なんでよ!こんなグッズがあったら売れるヂャン!!!!」」」
って思うことがあるかもしれないけど、実はライセンサーがNGにしているものもあるのだ。
例えばギャンブルNG、神社仏閣NG、お酒NGとかね。
あとは商品化をあまりしたくない作品もあります。(作家系が多いかな)
日本はキャラクター大国です。
きっとほとんどの人がキャラクターグッズを買ったことがあるのではないでしょうか。
それはぬいぐるみやバッグといったものだけでなく、たまたまもらったタオル、普段使うコスメやシャンプー、またふりかけやアイスなどの食品など、キャラクターが描かれていたことはありませんか?
こんなにキャラクターグッズが溢れているのは日本だけです。
企業の広告や銀行にもキャラクターが描かれていることもあるよね。
キャラクターグッズは生活必需品ではなく趣味嗜好品だから、なくてもいいもの。
でもあったらほんの少し幸せになれると思います。
普段使うペンに好きなキャラクターが描かれていたり、デスクに小さいマスコットを置くだけでほんの少し癒されたり、ほんの少し頑張ろうと思えることはありませんか?
そんなほんの少しを届けたいと思っています。
でも、
おむ子はそんなライセンサーになってわかったことがあります。
全然人気になんねぇええええええ!!!!!!!!
前職は先人がそこそこ売れるキャラクターにしたものをそこそこ売る仕事をしていたから自分の実力不足が泣ける。
ご、ごめんうちのキャラクターちゃんたち、、、、
おむ子はライセンサーになって、キャラクターを人気者にしたかったんです。
いや、したいんです。
昔人気だったキャラクターが今は少し元気がなくて、それをもう一度人気にしたいのだけど。
全然人気になんねぇええええええ!!!!!!!!あああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今V字人気を果たしたキャラクターって、懐かしブームか、某大手会社出身者がプロデュースしたパターンが多くて…
どうせいっちゅうねん。
おむ子はキャラクターのプロデューサーになりたいのです。
でもキャラクターってアイドルのように歌って踊ってSNS更新してくれないから、おむ子たちが必死に可愛い角度で撮影して、色々な会社に売り込んで…
まじでどうせいっちゅうねん。
毎日奮闘しています。
あなたが手にしたそのキャラクターグッズにも色々あったのかもしれない。
ほんの少し"ライセンサー"という仕事に興味を持ってもらえたら幸なのです。