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思い出深いポルノグラフィティの楽曲3選

音楽に関心が深いとは言えない自分だが、小学生時代から聴き続けて、彼らとともに人生があると言っても過言ではない唯一無二のアーティストがいる。ポルノグラフィティである。

ファン歴も18年目となり、人生の色々なフェーズをともにしてきたポルノグラフィティに関してはかなり詳しい方だと自負してはいるが、その中でも色々な意味で印象に残る、思い出深い楽曲を3つに絞って紹介する。もちろん他にも好きな曲は山のようにあるが…


ハネウマライダー(2006年)

物心がついてから人生で初めて親に買ってもらったCDが「ハネウマライダー」である。きっかけはポカリスエットのCMだったのだが、当時の自分にとってはあまりにかっこいい曲で聴き続けたいと思ったのだ。そんな曲なので歌詞を全部覚えて自分でも歌いたいと思うわけだが、当時小学3,4年生くらいだったので、いかんせん歌詞カードの英単語が読めない。そこでどうしたかというと、親に頼んでカタカナで読みを振ってもらったのだ。今も実家にあるCDの歌詞カードには、"Motorbike"の上に父親の文字で"モーターバイク"とかいうのが残っている。なんとも健気だ。「ハネウマライダー」はポルノグラフィティにハマるきっかけと断言できる曲なので、ダントツで思い出深い曲だ。なお、親の話によると、当時3歳くらいの自分はテレビで流れるたびにアポロをよく歌っていたらしい。ポルノグラフィティとの相性の良さは魂に染み付いてるもんなんですね。

ライオン(2000年)

人生で初めてのライブが「横浜・淡路ロマンスポルノ08〜10イヤーズギフト〜」だった(なお伝説の豪雨ライブでの鮮烈な初参戦であった)。ライブ前に横浜の本屋で買った「聲の形」を読みながら、人生初ということでめちゃくちゃワクワクしながら開始を待っていたが、いざ始まったライブのオープニングを見て痺れに痺れてしまった。数多くのライブを見た今でも、このライブのオープニングの演出がダントツでかっこいいと思う。当時はまだポルノグラフィティ楽曲の多くを知っていたわけではなく、「ライオン」も聞いたことがなかったのだが、このライブで改めてポルノグラフィティのかっこよさに触れることができたという意味で印象に残っている。

ブレス(2018年)

ポルノグラフィティに限らず人生をともにしてきたエンターテイメントはいくつかあるが、その一つがポケットモンスターである。インタビューなどでお二人も「迷走期」と言っていたりするが、自分自身も2012年〜2017年くらいのポルノグラフィティの楽曲には魅力を感じることが少なくなっていた。CDは欠かさず買っていたし、登下校の電車内では欠かさず聞いていたし、ライブにも定期的に行っていたものの、少し心が離れていたのも事実だった。そんなタイミングでリリースされた楽曲が「ブレス」だ。好きなポケットモンスターの映画のテーマ曲なら、という理由で映画館に行き「ブレス」を聞いてみると、それまでの微妙な雰囲気が全て吹き飛ぶくらい爽やかで素晴らしい楽曲だった。個人的には、ある程度年齢を重ねた今のポルノグラフィティの方向性はブレスから固まったという印象を感じる。それ以降の楽曲も魅力を感じながら聴くことができるようになり、二人の魅力を再確認した楽曲という意味で思い出深い。


3選と言ったものの他にも挙げると、「CLUB UNDERWORLD(受験のタイミングでハマっていて受験会場に向かう電車内でリピートしていた)」や「今宵、月が見えずとも(特典として入っていたギターピックを使いたくてギターの初心者セットを買った)」や「カゲボウシ(隣のクラスの気になっていた女の子に初めてCDを貸したが、その子とはそれ以降何も起こらなかった)」などもある。

音楽を聞いて感動したり、自分の人生や経験と重ねるということはあまりないのだが、やはり人生の節目とか何かのきっかけになった曲は印象に残ってますよね。

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