子ども名義の口座を開設するならこの銀行｜銀行員が教える初めての子ども口座の開設

2024年8月18日 06:56

子供が産まれて必要になるのが「子ども名義の通帳」です。
いただいたお祝いや将来の学資として貯める資金を入金する子ども名義の口座を作りたいと思われる方も多いのではないでしょうか。

実際、現役銀行員の筆者も子ども名義の口座を保有しており、その口座でいただいたお祝いや将来の学資を管理しています。

今回は「子ども名義の通帳」はどの銀行で開設すべきか解説していきます。

銀行口座開設時に注意したい3つのポイント

子どもの口座開設をお考えであれば「WEBで口座開設」ができる金融機関を選ぶようにしましょう。

赤ちゃんや幼児を連れての銀行手続きは大変です。
都市銀行やネット銀行などであれば、顔写真付きの本人確認書類（マイナンバーカードなど）があればWEBでの口座開設が可能です。

自宅にいながら口座開設ができる銀行を選ぶのが得策です。

ご存知の通り、最近では「銀行口座を持っているだけで手数料が取られる時代」に変わってきています。
利用頻度が低かったり、預け入れ残高が少ない紙通帳型の口座が手数料負担の対象となるケースが多いです。

紙通帳の発行がなくキャッシュカードのみが発行されるような口座であれば、このような手数料負担の対象とならないことも多く、サービス面でも紙通帳より条件が良いケースが多いです。

通帳に残高記帳を行うのではなく、WEBやアプリ上で資金の管理ができる方であれば、通帳の発行がない形で口座開設を行うのがおすすめです。

口座開設にあたり確認しておきたいのが「振込手数料」「ATM利用手数料」などのサービス面です。数十円しか利息がつかない時代に、数百円の振込手数料やATM利用手数料を払うのはバカバカしいのでしっかり確認しておくようにしましょう。

銀行によっては、給与受取や残高などによって各種手数料が無料になるようなサービスが用意されていることもあると思いますが、子ども名義の口座であればこのような特典は望めませんので、無条件で手数料がかからない銀行を探すようにしましょう。

現役銀行員の筆者が子ども名義の口座におすすめしたいのは三井住友銀行のOliveです。

Oliveとは、三井住友銀行の無通帳型の口座で、専用アプリからの口座開設、残高管理が可能な仕組みになっています。

Oliveは0歳から口座開設可能で、専用アプリから申し込みを行うと最短1週間でキャッシュカードとして利用できるカードがご自宅に届きます。
18歳以上の場合は、Oliveの口座開設に合わせてクレジットカード機能のあるOlive フレキシブルペイが発行されますが、未成年の場合は口座開設のみとなります。

三井住友銀行のOliveは、専用アプリにて残高確認、振り込み、各種手続きを行うことができます。
窓口に来店したり、ATMで通帳記帳を行ったりする必要がないので、忙しい子育て世代にもってこいです。

Oliveであれば、お子様が社会人になってからもメインバンクとして長く利用することができるでしょう。

Oliveサービスの利用者向けに特典内容がいくつも用意されています。

振り込み手数料やATMの時間外手数料の特典は、口座の利用残高によって決められている銀行も少なくありませんが、Oliveは残高、利用頻度などに関わらず一律で各種特典が利用できるのがポイントです。

上記の特典内容に比べて、「選べる特典」として4つの中から好きな特典内容を追加することができます。

初めての口座開設であれば、実店舗が存在する都市銀行の口座を開設しておくのが無難でしょう。
実際に現金の入出金を想定すると、実店舗や利用できるATMが豊富な銀行を選んでおくのが得策です。

三井住友銀行は、三菱UFJ銀行のATMも無料で利用することができるため、利便性はかなり高いといえます。
また、Oliveの選べる無料特典を活用すれば、コンビニでも手数料無料で入出金を行うことができます。

三井住友銀行であれば、お子様が成人されてからも、給与受け取りや家賃の引き落とし口座として口座を長く使っていくことができるでしょう。

お子さまの銀行口座選びで注意したいポイント、現役銀行員おすすめの銀行口座を紹介しました。
Oliveに関する詳しい情報は、以下のブログでも紹介していますので、よろしければご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

#お金について考える

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