自分らしくいるということ
私は地方出身で、現在東京に住んでいる、
もう早6年になり、すっかりこっちでも
地方出身者として見られる方も少なくなってきた。
すっかりこっちの人として、好き勝手に振る舞っている。
東京に来てから、まず初めに思ったことは、
都会の人は、人を見ない、気にしない、
それほど他人を見ていないよ、
ということは、大きな間違いだった。
むしろ足並みを揃えて会社員は、会社員らしく
経営者は代表らしく、と空気を読んで
周りから浮かないように、息を潜めるように
生きている。
大きい声を出してはいけません、
流行りに乗っていない服は着てはいけません、
人と違うことをしてはいけません、
お金がなぜ必要で、なんのために生きるか、
そういう教育を全く受けないまま、社会に出て、社会人らしく振る舞い、
学校で教えられたようなことをそのまま遵守して
一人になった時に、なぜ生きてるのか、
分からなくなってコロナになり余計に鬱になる人が増えSNSに依存し
ネガティブな内容のことを呟いたり、
それに共感して解決するのではなく
1日をやり過ごしてらように思える。
自分のしたいことがあれば、人からどう思われるか、ということに重きを置かなくなるし何より見栄でやっていないから、いつでも自然体でいられて
自己満足であっても十分幸せなのではないかと思う。
ゲームをするのが好きな人もいれば人と関わることが好きな人がいるように
それを学校のカースト制度では
陰キャラ、陽キャラ、という括りで2分割して
お互いのフィールドにいない相手を罵り合う。
わかり合おうする気持ちがなく、
ただ自分と違う人や、人と違う人を
否定して、一種の安心感を得ることで
自己防衛している。
コロナで、外出が難しくなった今だからこそ
自分と向き合い、本当にやりたいこと
見栄ではなく自分自身が満足できる
趣味や仕事を見つけていくチャンスだと思う。