色気という名の目に見えない魔物
たまに思うのが、色気とは何かということ。
意図的に出そうと思えば露出が多くなりがちだが
それがエロいかと言われたら、そうでもないのが色気。
スタイルが良くても、顔が可愛くても美人でも
色気を感じない人も居る。
年齢に比例することもあるが、若くても色気がある人もいる。
何の違いかと考察した結果。私が思うに、色気とは
”儚さ”と近い存在だと思う。
人間の強さは確かにすごいエネルギーを持っていると思う。
けれども、色気は多少の人間らしさ、脆さがあって
初めて出るものだと思う。
苦労した人が色気を纏うというのはよく聞くけれど
その通りだと思っている。
攻撃性のある人に色気は感じないし、
鈍感すぎる人にも感じることはない。
心の繊細さ故に、いっぱいいっぱいになっているけれど
隠しながら生きている人。
世間の汚さを感じていても、めいいっぱい前を向こうとしている人
色気は、酸いも甘いも嚙み分け、不器用ながら前を向いて生きている人
に感じるものなのかなと最近思っている。