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Omotenaインターンシップ!京都市観光協会堀江様へ取材しました!vol.3

こんにちは!京都産業大学の久山、石黒、北、川島です!
私たちは今、Omotenaのインターンシップ生として活動をしています。

第3回にわたってお届けしておりますが、今回がラストの回となります。
取材を受けていただいた方は、京都市観光協会マーケティング課DMO企画マーケティング専門官の堀江卓矢様です。

前回の取材内容はこちらとなります

それではラストの取材内容をぜひご覧ください!

観光客へのアプローチについて

堀江さん
「あとは普段お仕事をされている方々へのアプローチです。この世代は基本、お金はあるけれど時間がない人が多いので、『時短』がキーワードだと思います。なのでたとえば、インターネットで調べるよりも早く答えが分かるというメリットを作れば、そのような人たちには刺さるかもしれません。」

学生
「確かに、Omotenaを使うことで『時短』になれば、そういった方のメリットになりますね。」

堀江さん
「逆にシニアの人たちは時間に余裕があるので、話し相手が欲しいという思いを持っている人が多いんじゃないかと思います。そういった方をターゲットにするなら、Omotenaの中で世間話ができるようなサービスがあればいいかもしれないですよね。ファミリー層の場合は、家族旅行の計画を立てるためにインターネット等で情報検索をしたときに、Omotenaが候補に上がってくるようにしなければ、なかなかサービスの存在に気づいてもらえません。」

学生
「ターゲットに応じて、知ってもらうきっかけを作るということですね。」

堀江さん
「今、Omotenaの情報をNoteで発信されていると思いますが、記事を書く時にターゲット層が調べそうなキーワードを多用してみるのはどうでしょうか。また、Omotenaのコーディネーターにインタビューしてみました!といった記事もよいかもしれません。若い世代をターゲットにする場合は、SNSでの検索も重要になってきます。観光客に気づいてもらえるきっかけをどのように設定するかを、考えてみてもらえればと思います。」

Omotenaでコーディネーターになっていただく方について

学生
「ありがとうございます。観光客からの多くの需要に対応していく必要がありますが、そのためにはOmotenaの存在を、旅先案内をしていただく方の候補となる、多くの地域住民にも伝えていく必要があると思います。そういった方に広めていくためには、どのようなことをすれば良いアプローチになると思われますか?」

堀江さん
「既にローカルコーディネーター的なことを普段から行っている方は、京都には結構いると思います。ガイド協会みたいな団体がいくつかあったり、ガイドツアーをしている会社があったりしますよね。そういうところに話を持ちかけ、一緒にできませんかとお願いしていくということが考えらます。ひょっとすると、omotenaとは競合するから連携はしたくないという反応が返ってくることもあるかもしれないですが、上手く連携できると判断してくれる方のほうが多いんじゃないかなという気がします。Omotenaはあくまでもオンラインのサービスであり、現地でのガイドの仕事がない時はOmotenaで案内して収益を得る、という棲み分けが可能なので、お互い相乗効果を期待できるんじゃないでしょうか。」

学生
「他のガイド団体との連携ですね」

堀江さん
「あとは、サービスが進んでからの話にはなりますが、一度コーディネーターになってもらった方々には、定期的にコーディネーター同士で集まるような場を作ると良いかもしれません。同じ興味関心を持った人たちにとっての居場所を作り、情報交換を促すことで、一人一人のコーディネート力が高まりますし、人が人を呼んで新たなコーディネーターの発掘につながっていきます。」

学生
「コーディネーターの居場所を作ることですね」

堀江さん
「Omotenaのコーディネーターをしていたら、一般人では鑑賞できないようなところを優先的に案内してもらえるようなイベントを用意するようなことまでできるとよいですね。」

学生
「なるほど!」

堀江さん
「一方で、サービスの運営上気になることもあります。それは、出会い系サイトで起こるようなトラブルを防げるかどうかということです。観光客がOmotenaを利用し、コーディネーターに案内してもらった先に行くと、コーディネーターが待ち伏せしていて、ストーカー被害のようなことを受けないように、対策をしておかなければなりません。」

学生
「そういったトラブルは防がないといけないですね」

堀江さん
「こういったトラブルを防ぐ方法として一般的に採用されるのが、サービスを使い終わった後にお互いを評価し合う仕組みです。」

学生
「Omotenaにはその仕組みがあります。安全性の部分は今後も考えていきたいと思います。ちなみにOmotenaでは、悪質なユーザーを追放したり、ブロックすることもできます。こういった仕組みを、ユーザーにに理解をしていただき、必要に応じて活用してほしいと思っています。また、コーディネーターの方との体験会に参加いただいた方がOmotenaのコーディネーターとして適しているかどうかの確認も行っているそうです。ヒロッシーさんや開発者の方は、コーディネーターの質を上げることを大切にしているとお聞きしています。」

学生一同
「この度は貴重なお時間をいただき本当にありがとうございました!堀江さんからいただきましたお話しをもとにこれからも頑張っていきたいと思います!」

堀江さん
「はい、ぜひ頑張ってください!」

3回にわたってお届けしました堀江様へのインタビューはこれにて終わりとなります。

取材後、私たちへ就活についてのお話しもいただき、また、堀江さんの過去のお話しや、また、下鴨神社でのみたらし祭りのことなど他にも沢山教えていただきました。

あらためまして、親身にお伝えいただきましたこと、深く御礼申し上げます。

堀江さんのお話しをもとにこれから、私たち学生の力でマーケティングプランをつくっていきたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました!


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