見出し画像

ゼロウェイストの定義

ゼロウェイストとは、「ごみをゼロにする」ことを目標に、できるだけ廃棄物を減らそうとする活動のこと。大量生産、大量消費の現代社会に疑問を持った人の活動により、今、世界中に広まっている。具体的には、ゴミの出ない生活スタイルを取ることや、ものの流通のさせ方を変えること(カーシェアリングや各種レンタルサービスなど)、資源を浪費しない製品の生産方法等を指す。また地球温暖化対策として、自治体や企業がゴミ出しの仕組みを工夫する等により「ゼロウェイスト」を目指す事例も増え続けている。

はい、これ引用です。さらにその記事にはこう続きます。↓

ゼロウェイストの具体的な方法

生活においては下記のような方法がある。

生ごみのコンポスト
容器包装などは分別し、資源化に回す
使用済みのものは、捨てずにリサイクルに出す
買い物にエコバッグを持っていき、プラスチック袋を使用しない
古着や古本を買う
フリーマーケットやリサイクルショップで売ったり買ったりする
量り売りを利用し、容器包装を使用しない
レンタル品を利用する(車、家具など大きなものからベビー用品、服まで)
本やCD、DVDはレンタルや図書館を利用する

これはある方の著書を元にした所謂まとめである。単語としての意味よりもっと解釈が広くなっているでは無いか。単純に意識高い。クラクラする。今僕の抱えている違和感を正直に話すと上勝がまさにこれだ。各々で考えたゼロウェイストを実践している。全員では無い。特に移住者やゼロウェイストに関心のある方々の間でそれぞれの解釈するゼロウェイストが存在する。実にややこしいし取っ付きにくい。なぜこうなったのか、最近考えてた。考えるにあたり僕も僕自身でゼロウェイストを定義する。

ゼロウェイストとは上勝町が掲げた「政策」だ。
多分それ以上も以下もない。上勝町はこの掲げた政策と2020までに焼却ゴミをゼロにするという目標に向けて粛々と遂行する義務がある。と少なくとも僕は考える。しかし無理だった。何故かは知らん。政策の下に暮らしがある。暮らしにコミットした政策がある。その暮らしの中でどうすればゼロウェイストを落とし込めるかを考えなくちゃならないはずだ。しかしながらそこは非常に中途半端だと言わざるを得ない。なぜなら暮らしにくいからだ。集合住宅は電動のコンポストと駐車場奥に掘られた穴だけ。電動なんかで賄えるはずもなく共用のコンポストは夏は虫だらけ。はっきり言って暮らしにくい。「生ごみは堆肥化すべき!」みたいな人にはうってつけの町だかそうじゃない人には地獄だ。どうすれば楽しく出来るかなんてみんな工夫をして頑張ってるがちょっと待ってくれ。これは政策としてどうなんだ?文字通り臭いものに蓋をしてない?結局リサイクル率も他の地域に負けちゃってない?責任云々一旦置いといてもこのままじゃまずくない?

で、冒頭に戻るわけだ。結局こんな話をしても「あ、おもてはらくんまた言ってるよ」になっちゃう。前提がある人と話をしてもなんの解決にもならない。上勝町が運営するYouTubeでもこの問題について言わせて貰った。町内人のクルーは皆そうだと声を上げ、別の人にはその話を今度是非してくれと言われた。もちろんそんなチャンスが来るはずもなく、コメントは全カットされた。蓋をされた訳だが。
私はそれでも上勝はその少ない人口故、色々なチャレンジが出来る町だと思っている。何かを試験的に導入したりリサイクルにしろ色々な事を試すことが出来るはずだと僕は思う。つきましては僕が町長になった暁にはベーシックインカムの試験導入を実現させます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?