しあわせもお金も結局この2つを攻略できるかどうか次第なんじゃないか
技術の変化の激しさ、不穏な世界情勢、環境問題・・など、
いつ何が起きてもおかしくない現代。
身につけておいて損がないスキルなんてものは、なかなかなさそうです。
「適応力を磨くしかない」というのは1つ答えかと思います。実際こういう話は耳にタコができるほど聞かされているかもしれません。
が、そう言われても何をすればいいか分かりにくいし、わかったとしても動ける気がしない。
それもそのはず。
「どうなれば適応できるかがわからない」ことが問題なのに、ただただ「適応しろ」と言うのは何もアドバイスしていないのと同じだからです。
「いいか、生き残りたければ、生き残る力をつけるんだ」と言われて間に受ける人はいません。
というわけで、個人で稼いでいて、読書人間でもある僕なりの、具体的かつシンプルな、この時代の攻略の鍵となりそうなスキルについて考察してみます。
↑今日の書き手(クダカ)
<自己認識と継続>
いつ何が起きてもおかしくない現代と言いましたが、
それは実のところいつの時代だって変わりません。
それに結局、どれだけ時代が変わろうと根本的にやることは同じです。
今どこにいるかを知る。
どこに向かうのか、なぜ行くのかをはっきりさせる。
何をもっているのか、何が使えるのかを知る。
今できることを洗い出す。
上手く人を頼り協力する。
実行する。
これだけです。ただ、それが意外と難しい。
ですが、攻略の鍵となりそうな力は2つに集約されると思っていて、
それが自己認識と継続(診断と実行といってもいい)です。
(※専門家ではないので迂闊なことは言えませんが、一応数十冊の書籍を当たる限りだと根本的にはこの2つの要素だろうと思って書いてます)
要するに
人生を幸せな方に進める上で
「私って結局何なん」
「やるべきことはわかってんのよ、でも体が動かないの」
の2つがネックとなっていて、
それさえクリアできれば人は自分で自分の人生を前に進めることができるってことです。
じゃあ、どうやってこの2つをクリアするか。
<肯定的関心を向ける他者に言語化する>
己を知る。
必要な行動を続ける。
そのために有効な手法はいろいろあります。
が、かなり強力なものを1つだけ上げるなら、「良き他者に定期的に言語化する」をおすすめします。
良き他者とは、できないところではなく、できるところを見てくれて、前に進む気持ちを湧かせてくれるような相手のことです。
そいつにまた報告できると思えばがんばれる!みたいな人。
アドバイスはあなたが自分から具体的に求めたときにしかせず、基本はあなたの中にある答えを引き出そうと質問を投げかけてくれるような人。話すと毎回自分について新たな発見がある。
可能なら、自分と気質が似ていて、自分の行きたい方向性で先を行っているような人がいいですね。
もし思い当たる人がいるなら手離さないで!
そういう人とたくさんしゃべりましょう。
そういう人に定期的に、自分の状況、感情、考えを伝えるのとそうしないのとでは生き方が大きく変わってきます。
<ライターがウケる理由>
蛇足ですが、最後に。
僕は編集者・ライターとして生きていますが、その役割はまさにクライアントにとって肯定的関心を向ける他者になることです。
しかも、言語化に関しては普通の人より利がある。
だからでしょうか、僕のクライアントの方は始めは発信のお供として僕に仕事を依頼するのですが、だんだん目的が変化していく印象があります。
何年も継続的に伴走することを望まれるようになり、価値を感じていただける部分が定期的な対話・言語化の方に移っていくのです。
一応、僕が書いた記事はそこそこ読まれるし、いいねをいただく率も高いので、そちらより対話・言語化に感心されるのは注目に値すると思います。
今日の話を裏付けるような結果ではないでしょうか。
で、そんな僕が日中常駐し、会員の学生の方といくらでもお話ししまっせという施設を最近オープンしました。
個人のスキを自分らしいやり方で稼げる武器に変えた実績が豊富な丸山修平さんとの共同創業です。
僕らの身銭をだいぶ切っての実験中、
ぜひ見届けてくださいませ。
興味ある方はぜひHPを。