いざとなったら
身長188cmで何もできない要介護5を
ヘルパーさん無しで
一人で看ているというと
「大変だね、普通は無理でしょう」
と言われる
医師やリハビリの先生の所見にも
必ず「家族の負担が大きい」と書いてある
でも、大変だろうとなかろうと
「やるしかない」のである
2021年の夏、
退院が決まったときは
ありとあらゆる
高次脳機能障害の本を読み
介護についてのyoutubeをみたり
合気を習ったら
瞬間的に身体を動かせるのでは?
なんて思い、合気を習いに行ったりした
今思うと「アホか」って感じ
でも、
「私が治す!」とおこがましくも
意気込んでいたので
退院までにできる限りの知識と技術を
詰め込んでおきたいと思ったのだ
お金もいっぱい使った
身体に良いと言われるサプリとか
プロティンとか
今でもたくさん買って飲ませてる
ほかにも介護用品って
高単価ではないけれど、
ジワジワいろいろかかる
リハビリも民間の先生に
3か所で看てもらっているので
1月にOLさんのお給料くらい
かかってる
日中はほぼ介護のスケジュールが
入っているので、
出かけられるのは水曜日と金曜日の
日中だけ
それでも回復するならいいや!
って思ってた
けど、
最近、本当にこれでいいのかな
と思い始めている
私は小さいながら会社を経営している
本当はもっと人に会ったり、
学びに行ったりしたいのに
今は全くできない
お金も時間も自由もなくなって
そんなに犠牲払ってまで
やるべきなのかな?
と最近思い始めている
というのは、
回復しないかもしれない
と、私自身が思い始めているから
様々な障害があっても
負けず嫌いな人って頑張ると思う
けど、家人は
「できないならしょうがないよね」
「無理してやりたくない」
というタイプだった (>_<)
いくらリハビリや環境を提供しても
本人がそんな気持ちなら
治るはずがない
そう思ったら
頑張って治すぞ!
という私の気持ちって
ただのエゴ?
なんて思い始めたりして…
勝手に自己犠牲の気持ちで
「やってあげてるのに!」
なんて思ってるだけなら
お互いいいことはない
もちろん直ってほしいし
また一緒に出掛けたいと思っている
家人だってそう思ってはいるハズだけど
なんというか、熱量が低い
記憶や遂行機能の障害のせいもあるのかも
しれないけど
だから事態は
そんなに簡単なことではないらしい
だから、
そうならなかった場合のことも
考えておかないといけないと思う
今日この頃
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