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「いいね!」(哲学対話)

参加者2名 9/25(水)15:30〜16:30

☆ 哲学対話:問いを立てる・問いを深める(第3弾)

 ▷ お題の候補を持ち寄ってランダムに決める(5分)
 ▷ イメージを膨らませる(15分)
 ▷ 疑問文?を作る(10分)
 ▷ 質問しながら問いを深める(10分)
 ▷ 疑問文?を書き換える(10分)
 ▷ 振り返り(10分)

※ 前回と同じ流れですが、今回は1つチャレンジしたいことがあります。
 それは「常識・一般論よりも、自分の経験・感性を大事にする」こと。
 1時間限定(15:30~16:30)でやりましょう。

 この日の参加者は私を入れて2名。文化祭3日前というタイミングを考えれば納得の数字ではある。ところで、1人では出来ないことでも、2人いれば出来たりする。だから、2人で哲学対話した。

お題を決める

 参加者2名から1つのお題候補「いいね!」が出た。自動的にそれに決まって、話し始めた。文化祭直前にふさわしいお題だと我ながら思う。
 ところで、なぜお題「いいね!」を出したのか? ここ数年、文化祭でYouTube動画配信などオンラインの部分がじわりじわりと増えている。そうなると「いいね!」を期待するような、あるいは「いいね!」を狙ったような動きをしがちである。それが良いのか? 悪いのか? そんなことを考えながら出てきたということだ。

イメージを膨らませる

  • グルメサイトの☆の数について、利用者はそれを参考にし、店は「いいね!」をもらうためにサービスが良くなったりと、好循環が生まれる(可能性がある)。

  • 中身(リアル面)を充実させるのに比べて、評価(数値)を上げる方がハードルが低い。

  • 文化祭実行委員やパンフレット作成担当者は、文化祭の「いいね!」担当と言えなくもない。

問いを立てる

  • 「いいね!」という言葉が生まれる前(SNSが普及する前)とその後で我々の生活はどのように変わったのか? 良くなったと言えるのか? 悪くなったと言えるのか?

  • 「いいね!」獲得に走り過ぎていないか?
                └ →「ある程度は認める」という表現

問いを深める

  • 「いいね!」獲得に走りすぎている(ように私が思う)文化祭実行委員会の動きをどうしたらいいんだろう?
    → 特に YouTube 動画は自己満足の側面が強いように感じる。

  •           ┌→ 劇で拍手するなど
    「いいね」やそれに準じた行為は我々の生活を豊かにするのか?
                          └ →「豊かになっていない」という可能性を含んでいる表現

※ 前者は問いが具体的に、後者は問いが簡潔になった、そういう意味で問いが深まったと言えるのかな?

振り返り

  • 哲学対話の参加者もう少しいて欲しい。(← この日は2人だけ)

  • 文化祭のインスタ・YouTubeが伸びますように。(← 本音)
                 ↑ 「いいね!」の数、視聴回数
                    ↑ 共感の証

  • 「回数だけを気にする」ことに違和感がある。
                   ↑ でも分かる。。。
             私もSNSやってるから ↑

 この日、参加者2人の正直な気持ちが出てきたように思います。

◇      ◇      ◇

問いを立てる・問いを深める
▷ 盛り上がる
▷ 潤い・潤う
▷ いいね!


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