見出し画像

【諸刃の剣でも効果大】餃子の王将ダイエット

こんにちは!この記事に興味を持ってくださり、ありがとうございます。糖尿病やダイエットに悩んでいる方に、ぜひ知っていただきたいちょっとユニークなダイエット方法があります。その名も「餃子の王将ダイエット」です。

私自身、30代で2型糖尿病を発症し、生活が一変しました。血糖値を測り、インスリン注射を打つ日々。正直、食事を楽しむ余裕もなくなり、何を食べても「これで大丈夫かな?」と心配ばかりしていました。

そんな中、試行錯誤の末にたどり着いたのが、この「餃子の王将ダイエット」。外食中心の生活でも無理なく続けられる方法です。このダイエットの最大のポイントは、糖質を抑え、タンパク質と食物繊維をしっかり摂ることにあります。この記事では、その方法や結果、そしてメリット・デメリットについて詳しくお話しします。


糖尿病との闘い

糖尿病を告げられたとき、私の体重は87kg。ヘモグロビンA1c(血糖値の長期指標)はなんと15.0を超えていました。「このままでは合併症の危険がある」と医師に言われ、インスリン注射が欠かせない生活に。毎食前に血糖値を測り、注射を打つ。そんな日々が始まりました。

外食が中心だった私にとって、糖尿病の管理は本当に大変でした。食べられるものが限られてしまい、食事が「楽しみ」から「ストレス」に変わってしまったんです。「どうにかして、この状況を変えたい!」と強く思い始めました。


餃子の王将ダイエットの誕生

ある日、ふと「外食でも工夫次第で糖質を減らせるのでは?」と気づいたんです。餃子の王将には、低糖質で栄養豊富なメニューが意外と多いことを知り、そこからこのダイエットが始まりました。

具体的には、夕食を餃子の王将の食事に置き換えるという方法です。ポイントは、糖質を含むメニューを避け、代わりにタンパク質と食物繊維を重視すること。例えば、野菜炒めやレバニラ炒め、それに鶏の唐揚げなどを選びます。

「餃子の王将なのに、餃子は食べないの?」と思うかもしれませんが、餃子の皮には糖質が多く含まれているので、ここは我慢です。その代わり、野菜やたんぱく質がたっぷり摂れるおかずを楽しむことで、満足感を得られました。


糖質を抑え、タンパク質と食物繊維を増やすコツ

このダイエットの成功のカギは、「糖質を控えつつ、必要な栄養をしっかり補う」ことにあります。ここで具体的なコツをお伝えします。

  1. 糖質を減らす
    餃子やご飯、麺類は避け、糖質の少ないメニューを選ぶことがポイントです。例えば、野菜炒めや鶏肉料理は低糖質で満足感が得られます。

  2. タンパク質をしっかり摂る
    レバニラ炒めや鶏の唐揚げなど、たんぱく質が豊富なメニューを中心に選びます。たんぱく質は筋肉の維持に欠かせない栄養素で、代謝を助ける役割もあります。

  3. 食物繊維を忘れない
    野菜炒めなど、食物繊維が豊富なメニューを積極的に選びましょう。食物繊維は血糖値の急上昇を抑え、満腹感を持続させる効果があります。

この3つを意識するだけで、満足感を得ながら無理なくダイエットを続けることができました。


効果と結果

このダイエットを8か月間続けた結果、体重は87kgから65kgに減少しました。ヘモグロビンA1cも15.0から6.4に改善し、ついにはインスリン注射が不要に!食事の自由度も広がり、生活が本当に楽になりました。

さらに驚いたのは、食事内容を少し意識するだけで、ここまで大きな効果が得られたこと。糖尿病で苦しんでいたころには想像もできなかったほど、生活が明るくなりました。


デメリットはあるの?

ただし、このダイエットにはいくつかの注意点もあります。

  1. 中性脂肪の上昇
    レバニラ炒めや唐揚げは脂質が高めなので、採血結果では中性脂肪が上昇しました。脂質の摂取量には注意が必要です。

  2. 医師の推奨はなし
    医師からは「長期的にはおすすめできない」と言われました。特に高齢者や血管にダメージがある方にはリスクが高い可能性があります。

  3. 食費が増える
    餃子の王将の利用頻度が高くなると、どうしても食費がかさみます。継続するには経済面も考慮する必要があります。


結論と考察

このダイエットは、糖尿病治療やダイエットの「短期的なリセット」としては非常に効果的だと感じました。ただし、長期的な健康維持には、よりバランスの取れた食事療法が必要です。

ポイントは、自分に合った方法を無理なく続けること。このダイエットを試してみたい方は、医師や専門家と相談の上、自分の体調や生活に合わせてアレンジしてみてください。私の経験が、少しでも参考になれば嬉しいです。

いいなと思ったら応援しよう!