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ルールは破ってもマナーは守る

ある雑誌を読んでいたら、上記の言葉がありました。

ある専門学校の講師が、授業中は居眠りばかり、真面目とは程遠い髪型や服装の受け持ちの学生が、混雑したバスに乗ってきたお年寄りに親切な態度で席を譲る様子を見て声をかけ、褒めたところ、返ってきた言葉だそうです。実は、有名なパンクミュージシャンの名言だとか。私にも似たような経験があるので、興味を持ってググってみると、こんな感じの投稿がありました。

「歩行者が信号無視をしても、けがをするのは自分だから、それはどうでもいい。でも、子供が見ているなら、信号無視は絶対にダメ。将来、その子に害が及んではいけないから。」

これがパンクなのだそうです。

ふ~ん。要するに、愛ですね。

これを読んで、ある人との会話(口論)を思い出しました。私は言ったのです。”That may not be immoral, but do you think it is ethical? It can’t be!“ (それは不道徳ではないでしょうが、倫理的ですか?違いますよね!)

私は、道徳の土台にあるものは社会の規範、倫理の土台は、人の良心(善意・正義と・愛など)だと理解しています。

新約聖書に、こんな言葉があります。

「たとえ…あらゆる知識に通じていても、たとえ山を動かすほどの完全な信仰を持っていても、愛がないなら、私は無にひとしいのです。たとえ私が持っている物のすべてを分け与えても、たとえ私のからだを引き渡して…も、愛がなければ、何の役にも立ちません。愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず…不正を喜ばずに、真理を喜びます(中略)一番すぐれているのは愛です」

これもまたパンク、といってもよいですか?

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