ぽろん
プレゼント用意し始めた〜 喜んでくれるかなぁ?
激情がこみ上げ、もう私の人生は終わりだと思った。 キッチンの戸棚、下の段を開けると入っている、彼が使ってるところなんか見たことない包丁。 少し錆び付いていて、これで身体のどこを刺そうか。 我が人生最期の時はまもなくである。 しばらく痛みに耐えなくてはならない最期を想像し、ひるんでしまった。 人生最期に撮る写真が包丁か、と思いつつiPhoneでそれを記念撮影した。 今しんだら、彼が第一発見者となる。 iPhoneのロックは、彼が私の身体を使って解除する? その前に蘇生
彼は本当に人類歴史上稀に見るクソ男です。 でも、そのクソ加減がおもしろい。 酷い事をされても、 私は彼に対して怒る感情が全く湧いてこなくて、 すぐ悲しくなってしまう。 メソメソ泣いてしまうのだ。 かわいくエンエン嘘泣きとかではなく、 大粒の涙がぼたぼたと、ギャン泣き。 クソ男を責める事もろくに出来ず、 「私の力不足でこんなことになってしまった」 という思いがいつも強く、 消えて無くなってしまいたいと呟いてしまう事が多々ある。 そんな時、クソ男は私に説教しにやってくる。
いつも見えなくなるまで見送ってくれてありがとう。 いつ会えなくなるかわからないから、 バイバイする時は今生の別れのようにドラマティック。 っていうほどでもないが、別れ際の喧嘩はなるべくしたくない。 いつも最悪な事を想定していて、 事故に遭って話せなくなったらどうする? 会えなくなったらどうする? 0.1秒でも、そんな事が頭を過ぎると一生離れたくないのである。 重すぎる愛。 永遠の瞬間♾
自分にないところをたくさん持っている。 尊敬できる。 思慮深いところ 耳が動く 柔軟な視点で物事を捉えることができる モテに貪欲なところ 彼と一緒にいる時の自分が好き。
いつの間にか、なってたの。 彼の素質が大きいと思うが、察する事が得意な天然モテ男の彼へ、私が好きなこと、思ったこと、してもらうと嬉しいこと等をいつでも話した。 喧嘩はほとんどせず、嫌なこと、怖いことを感じたらその都度話した。 きちんと伝わっていたら、ものすごい愛をもって褒める。 本当に嬉しくて、嬉しかった喜びの感情を伝える。
出会った当初、ハイスペ女性の影があり、私は劣勢。 でも諦めない、めげない。 絶対取られたくなかった。 大丈夫、わたしなら彼を幸せにできる。 その根拠のない自信はいったいどこから? 四六時中彼へ連絡をし、時間を見つけて会いに行く。 その当時、彼が何を思っていたかはわからないけど、なにかと行動を共にする私に根負けしてくれたのかなぁ。 片思いの相手がいる時は、すこーしだけ離れて見守る気持ちと諦めないガッツが大切です。 わたしは「離れて見守る」ことが出来ませんでしたが。笑
相手を好きでいることに理由は必要ないが、なにかと理由をつけた方がわかりやすく、それを伝えることにより相手の喜ぶ顔を見ることができるので大切なのかもしれない。 顔が好き 頭の形が良いから好き 鼻の穴が好き 頬袋が好き 耳が動くから好き 匂いが好き すぐ寝てしまうところが好き こだわりが強いところが好き 納得するまで考えるところが好き 背中トントンが上手だから好き