感情が生まれやすい場所
はどこか?
それはズバリ職場だ。社会人になると感情を失っていくみたいな話をよく聞く気がするが、それは多分、精神的な病気の一歩手前だと思うので休んだ方がいい。
仕事に限らず、ポジティブな感情とネガティブな感情ではネガティブな感情の方が感じやすいのではないかと思う。僕自身は、そこまでネガティブ思考ではないと感じている。
noteのタグでもネガティブな感情がポジティブな感情の10倍ほどあった。
仕事と感情に関する意識調査があった。「感情労働」と呼ばれる接客・サービス系の職種は調査対象から外しているようだ。
上のグラフだと、負い目・罪悪感以外はネガティブな感情の方が感じていると読み取れる結果になっているが、思っていた程顕著な差はない。
自分の場合は、残念なことに楽しい・わくわくはほぼ無い。ポジティブな感情では安堵が一番大きい割合を占める。嬉しさは、近々ボーナスが出るからというのはあるが、自分の時間を切り売りして働いた対価だからな。まあでも、嬉しくはある。
ネガティブなものは自分の場合、心配不安が大部分を占める。特に締め切りに対して。
下のグラフだと、ネガティブとポジティブが約6:4である。本当か?
職種や個人差もあると思うが、もっとネガティブよりな気がするんだよな。
みんな、そんなに仕事に対してポジティブな感情って湧くものなのかな?
ここ1か月で最も印象に残っている感情でなく、ある程度の期間働いた上で、労働そのものに対する感情は?といった質問であればもう少し差がつくような気がしている。
その他の調査で、仕事や職場に感情を持ち込むべきではないという結果が約7割だった。
これは特にネガティブな感情を持ち込むべきではないということだと思われる。ネガティブな感情は周囲にも伝播しやすくただでさえ低くなりがちな仕事に対するモチベーションが下がる。
仕事に関して、ポジティブな感情よりもネガティブな感情が生じやすい可能性があるにも関わらず、その感情を表に出すのはNGだという縛りがあり、かなりストレスが溜まることだろう。
身体的疲労に加えて、精神的疲労も加わるので休職まで追い込まれる社会人が出てくるのはさもありなんといったところだ。
じゃあ、そのネガティブな感情から生まれたストレスをどう発散するかについて考える。
自分の場合は、まず身体的疲労を回復するために睡眠時間を確保している。
その後、精神的疲労を回復するための手段として、割と手っ取り早いのは好きな音楽を聴くことだと思っている。時間も場所もそこまで縛られない。
音楽は、アーティストの何かしらの感情が出ていると思うので、仕事で生じたネガティブな感情に対してぶつけるのに適しているはずだ。
音楽はポジティブであれ、ネガティブであれ自分の好きなものであれば、ある程度のストレス解消になると思う。好きな音楽を聴くと快楽物質のドーパミンが分泌されるといった研究結果があるようだ。科学的根拠はともかくとして実際に音楽を聴いてリラックスする人は少なからずいると思う。
ただ、寝る前に音楽を聴くと興奮して眠れなくなる可能性があるので聞く時間帯には注意が必要だ。
電車で周りに聞こえる程、爆音で音楽を聴いている人はおそらくめちゃくちゃストレスが溜まっていると思うのでそっとしておこう。聴力を犠牲にしてまでストレスを解消したいのだ。イラっとする人は車両を移動すればいい。間違っても音漏れしてますよ、とか言ってはいけない。運が悪いとトラブルになりせっかく解消しつつあるストレスがまた溜まることになる。
おわり