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ソシオニクス診断結果ILI(INTp)

そういえば、ソシオニクスの心理機能の質問に回答をしたが、
肝心のソシオニクスの診断結果を載せていなかった。

テストはこちら(翻訳機能を使用して診断可能)

こちらは僕の診断結果
https://www.sociotype.com/tests/result/tst/25606

ソシオニクス診断結果

ILI(INTp)-2Teの結果であった。SLI(ISTp)、LII(INTj)、LIE(ENTj)の可能性がそれぞれ81%、77%、76%あるらしい。

MBTIや16personalitiesと表現が似ているものもあるが、ソシオニクスはユングの影響を受けて作られた理論であり情報代謝のタイプを表しているようだ。性格特性の傾向のタイプを表すものではないとのこと。また、様々な理論が乱立しておりわかりづらい。MBTIや16personalitiesとは別のものとして考える必要がある。

MBTIには相性論はないようだ。一方、ソシオニクスには相性論はある。

以下がILIと他タイプの関係だ。数字は快適度を表しESE(ESFj)の-7が一番低く(相性が悪い)、SEE(ESFp)の7が一番高い(相性が良い)


こちらの関係だが、表記上はj/p以外はMBTIと同じであるため、MBTIには本来ない相性として誤認されているらしい。

ILIを基準とした場合のタイプ関係と快適度
ILIの8つの心理機能(モデルA)

クアドラとはモデルAの第1,2,5,6機能が共通するグループのことで双対、同一、活性化、鏡像関係のタイプで構成される。ILIはガンマクアドラに属する。

第1,2,5,6機能は尊重する機能(Valued functions)と呼ばれており以下の特徴がある。

・この4つの機能に基づいて積極的に情報を処理しようとする。
・同じような機能を尊重する人同士は、温かい繋がりを感じる。
・尊重する機能が同じタイプのグループをクアドラという。

第1, 第2機能:強力で意識的な機能でソシオニクスのタイプの基盤を構成するもの

第5, 第6機能:脆弱で無意識的な機能、第1, 第2機能によって構成される基盤を補完するプロセス

一方、第3,4,7,8機能は控え目な機能(Subdued functions)と呼ばれており以下の特徴がある。

・尊重する機能とは反対の機能。
・この4つの機能の使用を出来る限り抑制する。
・もし使用しなければならない状況では、自分自身に不満や苦痛をもたらす傾向がある(諸説あり)。

第3, 第4機能:脆弱で意識的な機能で社会に適応するために使用される機能であり、個人の社会的良心を構成する。

第7, 第8機能:強力で無意識的な機能で非常に優秀ではあるものの、能動的で意識的な自己実現には使用されない。これらの機能で何ができるのか、ほとんど意識していないし、興味も持たない。危険を防いだり、対処するために使用される。

「Aushra Augusta(ソシオニクスの生みの親) がソシオニクスを創始した動機のひとつは、タイプ間の関係をよりよく理解し、記述することであり、これは今日でもソシオニクスの主な応用例のひとつである。しかし今日、ソシオニクスの応用は、対人関係の発達を説明し予測するために使われるだけでなく、性格、情報代謝、個人的価値観、自分と世界全体との関係、集団の相互作用、職業選択、集団や社会の役割などを説明し支援するために一般的に使われるようになった。」という説明がソシオニクス診断サイトにあった。

また、パーソナリティの理論には、タイプ論や特性論がある。
タイプ論にはMBTIなどがあり、特性論にはビッグ5などがある。
僕も調べるまでごちゃごちゃになっていたので一応記しておく。

タイプ論
タイプ論には「標準」や「基準」がないことである。つまり、タイプには 「ふつうの」とか「最良の」得点やタイプは存在しないのである。各指標には、回答者に自分の指向を確認する 機会を多く与えるために、たくさんの質問が用意されている。したがってMBTIによって示される指向得点は、 特性の程度を測定するものではなく、受検した者がどちらの極のほうをもう一方より好んで用いているか(指向して いるか)についての個人の明確度を見積もるものといえる。つまりMBTIの指向得点は、MBTIの回答者がそれ ぞれの指標における二つの極のうち一方について、「非常にはっきりとした」「はっきりとした」「中程度な」ある いは「微妙な」指向をしていると答えたことを示しているのである。そのため特性を測定する得点とは異なり、 MBTIの得点は各指標について相対的に高いか低いか、を測定したことを意味するものではなく、単に受けた個人 がどのくらい確信を持って指向が明確に報告されているかを反映するに過ぎないのである。

特性論
身長、体重、年齢、知能(IQ)などに表される人の特徴はすべて特性論である。どの人にも身長や 体重がある程度あり、年齢があり、知能がある。それらの量や程度の違いで、お互いに異なる存在となる。 通常大勢の人の身長、体重、年齢、IQを測定すると、非常に身長が高い/低い、非常に体重が重い/ 軽い、非常に年齢が高い/低い、非常に知能が高い/低い、という人はまれで、大部分の人は平均に近く、 中間に近い得点を取るものである。これと同じ考えで人の性格も特性論的なアプローチで表現できる。 例えば、「彼女はとても楽観的な人だ」とか「彼はとても支配的だ」とか、「あの人はたいてい物事を 堅苦しく考えて、心配性だ」といったとする。これらの性格を客観的に測定したいと考えるなら、楽観性、 支配性、かたさ、心配性などの心の特性を反映するような質問一式をつくる。それを大勢の人に実施すると、 ほとんどの人がこれらの特性の中程度を示し、比較的少人数の人が極端な程度のほうに報告する。ゆえに、 これら性格特性は、他の特性尺度と同様、母集団が正規分布を示す。正規分布を統計学的にみると、質問に 答えた六八%の人の得点がほぼ真中の範囲に分布し、両端に行くにしたがって徐々にその割合が減少すると、 提唱されている。

日本MBTI協会:https://www.mbti.or.jp/what/zirei2_a.php

MBTIのタイプとソシオニクスのタイプの関連性の調査結果があるようだ。
ばらつきはあるが、この表だけ見ると、パッと見はまあまあ対応しているような結果になっている。実際は違う。

MBTIxソシオニクス(縦:MBTI 横:ソシオニクス)
https://casual-typology.blogspot.com/2022/02/mbti-socionics.html


ソシオニクス診断結果のILI-2Teの「2」はサブタイプの強弱を数字で表したものでありSociotype.com 独自アイデアであり、一般的には単にILI-TeやTe-ILIなどの形で記述することが多いようだ。

診断サイトにILI-Teの説明があった。けっこうあってると思う。

ILI-Te: The INTp Logical Subtype

外観

論理的なサブタイプは、自信があり、冷静で合理的な人という印象を与えます。ほとんどの場合、彼は礼儀正しく、批判的な考え方を示し、ユーモアのセンスを持っています。彼は頻繁に微笑みますが、その笑顔はどこか単調で固まっているように見えます。彼は礼儀正しくしようと努めているため、自分の考えや観察のすべてを常に口に出すわけではありません。物事を分析するのが好き。時々彼は傲慢で嘲笑しているように見えます。懐疑的で皮肉的で不信感が強い。性急に導き出された結論よりも数字や事実を信頼します。優れた合理主義者。彼は要点を識別し、自分にとって無駄だと思われるタスクやプロジェクトに携わることを避けることができます。ほとんどの場合、彼の姿はがっしりしていてピクニックです。彼の足取りは通常速く、動きは意図的で毅然としています。話しているときに積極的に身振り手振りをすることもあります。やや気性が荒くて衝動的なように見えますが、通常は誠実で穏やかな威厳を持っています。

キャラクター
実現可能性と実用性の観点から状況や新しいプロジェクトを迅速に評価します。現実的な目標を好みますが、それを達成する方法は自分で、または仲介者を通じて見つけます。合理的な行動をする傾向があります。彼に提示された事件の詳細をすべてメモし、主要なものを強調し、重要でないものを脇に置きます。最小限の労力で最大の利益を引き出すことができます。正確な経済的および政治的予測を行うことができます。人々に活動的になるよう奨励しますが、彼の意見では無駄な活動に対しても警告します。自分を取り巻く世界のすべての矛盾と不完全さに気づいています。懐疑心が発達しているため、新しい事業の可能性や人々の能力を適切に評価することが困難です。慎重さを求めながらも、過剰な熱意を微妙な皮肉で和らげることができる。

組織的なスキルを持っています。自分の事柄に精通し、さまざまな問題について知識を深めようと努めます。質の高い仕事と高い資格を高く評価します。法令に興味があり、必要な情報や興味深い情報を収集します。彼はしばしば事実情報を提供して自分の見解を証明するため、議論で彼を再説得するのは難しい。十分に頑固で、直接的な圧力には屈しません。

職業上またはビジネス上の知人に幅広い交友関係があるかもしれませんが、誰かと本当に親密になることはめったにありません。誰かに依存することを恐れると、自立していて自分に自信があるように見せようとします。それにもかかわらず、彼はしばしば精神的なサポートを必要としています。楽観主義で成功への自信を植え付けることができる人が好きです。他人の欠点を批判的に認識します。時々批判的な発言を我慢できなくなり、他人と円滑な関係を維持することが困難になる。

内面的には感情的ですが、自立しようとします。極端な行動を嫌いますが、自分の原則を破ると激怒する可能性があります。通常、自分の感情を表現するのは控えめで、褒めることを嫌い、欠点について話すほうが誠実であると考えています。この場合、彼の率直さは他人の自尊心を傷つけないかもしれません。外部と内部の両方の不快感にあまり耐えられず、そのため、自分の発言によって残った悪い印象を取り除こうとします。

倹約的で経済的で実用的です。過剰を嫌い、少なくても十分です。物やお金を上手に扱います。彼の書類の扱いが上手です。現実的な問題を処理する際に創造性を発揮します。他の人にとっては使用期限を過ぎているように見えるものを適応させて使用することができます。外見も日常生活も控えめ。物質的な特権や報酬を自分自身に主張するのは気まずい。アクセサリーにはあまり価値を感じませんが、自分の外見が社会の好みと一致しないと不安を感じます。休んでいるときはかなり消極的です。自己規律が弱く、ある程度の惰性があるため、彼は健康的なライフスタイルの役割を過小評価しており、そのせいで健康が損なわれる可能性があります。

https://www.sociotype.com/socionics/types/ILI-INTp

ILIの場合、Teは第2機能であり、第2機能、第3機能、第5機能、第8機能に集中する傾向がある人がいるという前提に基づいたサブタイプを接触サブタイプと呼ぶようである。強化されているというだけあって第1機能のNiより
第2機能のTeの方がStrength、Valueどちらも%が高い。

結果右下の方にある各心理機能(情報要素)のStrengthが「どれだけ強いか」、Valueが「どれだけ重視しているか」を意味している。

先日、心理機能の質問に回答をした第4機能のFeと第6機能のFiだが、どちらも強さが5%しかない。この数値でよく回答できたものだ。

Feをどれだけ重視しているかが5%と、かなり低いがまだ傾向としてはわかる。驚きなのがFiだ。45%と僕の中では強化されたTeと並ぶほどに重視している。また、Tiは5%しか重視していないようだ。そうなの?俺。

自分の感情はよくわからないと思っていたが、重視していたのか???また、内向的論理Tiを実は
軽視していたのか???このあたりは引き続き考えることにする。



ついでに二分法式ソシオニクス診断もやってみた

結果はこちら

タイプ・サブタイプの診断結果

タイプは上図のILE~LSEの16種類、サブタイプはドミナント、クリエイター、ノーマライザー、ハーモナイザーの4種類である。僕はドミナントタイプだった。以下は診断サイトからの引用。

DCNHと強化される機能
DCNHサブタイプは3種類の機能(2+1の機能)から定義されている。この2+1の機能と言うのは、時間を空けて再テストしてもほとんど変化しない「強化された2つの機能」と、「追加機能(1機能)」を意味している。

ドミナント
:「強化された2つの機能」がTeとSe。追加機能はFe(このFeは、管理的な機能であるTeSeに基づいて行動する際に、話す能力とヒステリーの色合いを追加する)
クリエイター:「強化された2つの機能」がFeとNe。追加機能はSe(このSeは、FeNeから生じた創造性を発揮する際に、大胆不敵さや好戦的な傾向を追加する)
ノーマライザー:「強化された2つの機能」がTiとSi。追加機能はFi(このFiは、秩序と安定を司るTiSiに、繊細さや敏感さや疑り深さを追加する)
ハーモナイザー:「強化された2つの機能」がNiとFi。追加機能はSi(このSiは、非情に繊細で敏感な機能であるNiFiに、心身の調和への渇望という傾向を追加する)

DCNHとグループワークでの役割
グループワークといった活動では、ある程度DCNHに依存して役割分担が行われることが分かっている(適任者が不足している等の理由で一人二役以上をこなす場合もあるため、必ずしも下記の役割のみをこなすというわけではない)。
ドミナント:リーダー
クリエイター:アイデアを生み出す役
ノーマライザー:調整役
ハーモナイザー:修正や校正をする役

https://casual-typology.blogspot.com/2021/05/blog-post_23.html#toc_headline_3
二分法の診断結果

ソシオニクスでは、ユング由来の4種類の二分法( 外向/内向、直観/感覚、論理/倫理、合理/非合理 )のほかに11種類、合計15種類の二分法を使用するようだ。説明はこちら


機能の診断結果

各機能の符号の説明:上記サイトより引用


+Te

有用性、利益、経済性、技術、事実、獲得、備蓄、購入、貯蓄、整理すること、実用性

-Te

無用さ、不採算、無駄、活用、劣化、消耗、コスト、経費、リスクを冒すこと、実験、販売、取引、混沌とした中での行動、創意工夫

+Ti

具体性、項目化、詳細な調査、徹底性、正確性、厳密性、階層構造における位置、規則、指示、最良の選択肢の選択、機能の精密さ、組織の論理、指標、報告

-Ti

抽象性、一般性、普遍性、システム、分類、分類法、類型論、一般的な規則性、客観性、真実、公正性、包括的なレビュー、分析、解剖、科学の論理、基準

+Fe

ポジティブな感情、喜び、陽気さ、感情的な高揚、興奮、笑顔、笑い、熱意、楽観性、良い気分、幸せな経験

-Fe

ネガティブな感情、悲嘆、悲しみ、感情的な後退、うつ状態、泣くこと、涙、不満、悲観性、不快な気分、不幸な経験

+Fi

良好な関係、愛、友情、愛情、魅力、人間関係の温かさ、社交性、心理的な親密さ、善意、思いやり

-Fi

険悪な関係、憎しみ、敵意、嫌悪感、反感、関係性に対する無関心さ、疎外感、非社交性、疎遠さ、邪悪さ、無慈悲さ

+Se

権力を手放さないこと、反抗、防御、援護、対抗、反撃、堅固さ、自分の利益を守ること、下から上への強い意志の圧力、力、意志、所有

-Se

権力を掌握すること、征服、攻撃、イニシアチブ、忍耐、決意、要求、上から下への意志の強い圧力、他人を犠牲にして自分の利益を追求すること、打倒、割り当て、弱さ、受動性

+Si

心地よい感覚、快適さ、便利さ、調和、美しさ、魅力、余暇、健康、リラクゼーション、幸福、喜び、楽しみ、感性

-Si

不快な刺激、不快感、不便さ、不調和、醜さ、魅力のなさ、仕事、疲労、ストレス、病気、苦しみ、痛み

+Ne

展望、機会、ポジティブな可能性、中心的な意味、本質、原則、新しいアイデア、進展する仮説、理論、洞察、興味、独創性、物珍しさ、空想的、希望に満ちた状態

-Ne

絶望、代替案、ネガティブな可能性、無意味さ、不条理さ、パラドックス、忘れられたもの、古いもの、洞察、凡庸さ、平凡さ、普通さ、抑圧された可能性、現実、不信感、センセーション

+Ni

未来、時間の経過による状況の変化、予測、予感、緩やかな発展、進化、ゆるやかな上昇、変化のダイナミクス、時間の流れ、創造力、調和のとれた描写、微小で段階的な変化、収束、融合

-Ni

過去、間違いの原因、危険の回避、不安、憂慮すべき予感、警告、危機の到来、革命、時間の飛躍、トラブルを回避する力、急激な変化、ちぐはぐな描写、決定的な行動の瞬間、発散、逸脱

マイナスの符号だと必ずしも悪い方向性というわけではなさそうだが、やはりFeもFiもマイナス側に大きく出ている。感情の説明については、マイナス側のものだとネガティブな要素にしか思えない。このあたりもEQテストの幸福特性が低いのと整合しているのだろうがなんとかならないものか。
SiやNiもマイナス側に出ているのも関係していそうだ。

こちらのサイトの情報を移し替えたみたいになってしまったが、自分で見返せるようにまとめたということで良しとしておく。情報がかなりあるので、まだすべてを理解しきれていない。

とりあえず寝る。


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