人のふり見て我がふり直せ的な話
自分を客観的に評価するのはやはり難しい。自分で何となくこの言動はよくないんだろうなと思いつつも、ある種の基本型は存在していて、半ば無意識的に出てしまう。それはやはり使い勝手が良いのだろう。
タイトルのような内容の記事を書く時にちょうどいい人物はいないかと考えたところ、怒られるかもしれないが該当する人物がいた。
職場の後輩Tだ。直属の後輩ではないが、僕とは結構話す。たまに一緒に昼食に行ったりする。
※不当に貶めるつもりはありませんが、このタイトルのサンプルに選ばれた以上、何らかの不名誉を被る可能性があります。予めご了承ください。
Tの人となりを表現すると、ちょっと?気が強めで、気難しい感じといったところだろうか。淡々としているがけっこうイライラなどの感情が表に出やすいようなタイプだと思われる。
もう少し言うと生意気といった属性が加わる。
ここで自分とTとの比較をしてみると以下のようになる。
愛想のよさ
T>僕
表立っての反発心
T>僕
内面での反発心(おそらく)
僕>T
年上の受け
T>僕
年下の受け
僕>T
打たれ強さ
僕>T
デスク周りのきれいさ
T>僕
査定評価ランク(その役職でのランク)
僕=T
自分が後輩の言動に「ん?」と思う点
・近くを通りかかった時に僕のPCの画面を見て「それなにやってるんですか?」と聞いてくるところ
→(こっちのタイミングがある。その目ざとさを俺に発揮しないで欲しい。これに付随して、何か自分は色々知ってますよという雰囲気を出してくるのもちょっともやる。実際、目ざとい耳ざといので情報通ではある。)
・外に昼食に行った帰りなどに、2人でエレベーターを待つ間話している時のこと。別部署の同じフロアの人も外から戻って来て、その人に話しかけに行くところ
→(僕はその人に用はなく話すような仲ではないので、無視しているようでなんか気まずい。こういったことがけっこうある。顔が広いTのなせる業だ。同じフロアの人なんだけど。)
・仕事の内容について
僕「これ間違ったんだけど、こういう時Tはどうしてる?」
T「僕は間違うのが嫌なのでこうしてます。(ほんの少し意訳だけど、概ねこのようなニュアンスの返事をする)」
(こっちが聞きたいのは事後の対応なんだよな。確かに大本の対策は重要だけど、解決策は?ミスしたことないの?これは自分の受け取り方の問題と実際にTが間違ったことがないのかもしれない場合の話。
ただ、こういう微妙に食い違う応答みたいなものが結構ある気がしている。僕の同期曰くマウントをとってきているのでは?とのこと。どうなんだろ。よくわからん。マウントだとして、向こう発信でとってくることはなく、こちらの質問などに対してのカウンターでくるので、なんかなあという気持ちになる。これは僕が穿った見方をしているだけかも。
また、正論は正論なのでこちら側の嫉妬みたいなものかもしれない。ただ、僕としては自分の弱みのようなものを一方的にさらけ出し、相手に正論を言われることに何か納得がいかないという、自分の面倒くささを実感することになる)
自分から見た他人はどういうものかを言語化するためにTという後輩を紹介した。
めちゃくちゃ偏見だけど、後輩はおそらく人から凄いと思われたり、褒められたりしたいタイプなのではないかと考えている。
ありきたりだが、自分が人にされて嫌なことはできるだけ避けようと思う。
この文章の中だけでも自分のよくないであろう点が出ていると思う。誰かを評価することは誰かに評価されるということに他ならない。