揺らがない、我が家の姫(姉)
7月は、姉家族が2年ぶりの一時帰国。
およそ1ヶ月にわたり、我が家、実家、義理兄の実家、ホテルに滞在。
我が家には、計2週間ほど滞在。
そして先日無事、ドイツに帰国した。
何もかもが異なる、姉
以前も書いたが、歳3つ違いの姉は性格も含め、正反対。
両親に対する考えのみ一致。他は面白いほどズレる?異なる。
食事、ファッション、時間の使い方、友人や異性のタイプ。
メンタルの強・弱点、長・短所、得意・不得意などなど。
さて、そんな姉家族(+義理兄、姪)との共同生活や…。
負けず嫌いMAXの姪と、Kiwiハズバンドな義理兄
姪は、とにかくイヤイヤ全盛期+何でも自分でやる!に加え、負けず嫌い。
つむじが2つの、へそ曲がりちゃん。
それでも可愛いが優る、不思議。
義理兄は、国内出張も兼ねて帰国。
ただ、Kiwiハズバンド*かと思うくらい家事や子育てに積極的。
そのため不在だと、平社員から管理職ですか?
というレベルで周囲にマンパワーが一気に求められる。
(*NZの国鳥であるKiwiの雄がよく子育てをすることに由来)
「同じクラスにいたら絶対に仲良くならないタイプ!」
とお互いに言いつつ、喧嘩しながらも姉とは仲良く助け合って育った。
昔から家族の中では一番立場が強く、身体は誰よりも弱く、性格は姫気質。
そして虚弱な姉は、日本で発症した姪の風邪に見事感染。
スーパースプレッダーかのごとく家族中(私、母、父)にありがたくお裾わけ。
幸い、義理兄家族には感染しなかった模様。
挙句、実家滞在中には咳によるギックリ腰を患うという、まさか。
母と私(急遽帰省)は、出張中の義理兄の分をフォローするかのように動いた。笑
姉のブレない「メンタル=家族への信頼」は、毎度こちらの期待値を超えてくる。
これは今に始まったことでもない。
無理せず素直に甘えられるのは非常に良いこと。
そのための家族とも言える…。
むしろ羨ましいくらいだ。
マイペースぎる父と弟
彼らは姉に負けず劣らず、ブレないため毎度「ん、何が?」といった具合。
ほぼ戦力になりきれないのが、残念ながら我が家のお決まりである。
しかし古希を迎えた母は、毎日大量の洗濯と炊事、猛暑による疲労に加え、感染にともない扁桃腺をやられ、15年ぶりの発熱でダウン。
父は熱に弱く、毎夜うなされていた姿は少々気の毒だった。
休職中の私は、気力・体力ともに自らの想像を超えてポンコツだった。
もれなく感染し、3日で離脱&撤収。
1泊だけ突然帰省した弟は、姉家族の荷物持ちとして駆り出され、ゆっくりする間もなく実家から東京へ戻ってきた。
そこに何もできず、全力で頼りきりだった姉はある意味あっぱれである。
2024年夏、忘れられない「家族の思い出」になったことは、間違いない。