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【サイト】昭和かわいいでブランドイメージを次世代へ

そんなにバズっているわけではないが、すごく気になるプロモーションを発見。
牛乳石鹸の赤箱が、100年を記念して立ち上げたオウンドメディア「赤箱のススメ」

まず、サイトデザインが美しいので見てほしい!!→「赤箱のススメ」

100周年を迎える赤箱。そんな昔ながらの赤箱だけど、若い世代にはいまいち馴染みがない...そんな課題解決のためと思われる本施策。
Z世代向けに「昭和かわいい世界観」を演出しつつ、赤箱の美容効果や愛着感を伝えていくメディアなのかな?

ニュースリリースによるとMVのモデルさんは岡本ゆいさん2000年生まれ。MVの素敵な写真は大阪にある歴史を感じる牛乳石鹸の工場であえて撮影しているのだそう!

話は少し変わるけれど、最近の学生など若い世代の間ではカラオケで昭和の歌を歌ったりするのが流行っているそう。
昭和らしい。ちょっと芋臭い(?)メロディーや歌詞振り付けが若い世代で受けているのだとか。

そんなトレンドもしっかり受けて作り込まれている素敵なサイトだと感じました!

カルタを用いて、赤箱のさまざまな魅力を伝えているあたりも昭和レトロ感があってかわいい。

下はサイトを制作した大広のWebサイトより。

洗顔迷子から解放、コスパがいい、つっぱらない、そんなリアルな声を用いて、赤箱になじみのない世代に「昔ながらのブランドイメージはそのままに、若い世代のニーズを満たす表現でブランドを再定義」しているところがいい。

美容訴求をすることで、浴用石鹸から用途の広がりを伝えてるところは、安いのにこれ一つで最強説が囁かれて長い「ニベアの青缶」を思い出すマーケティング。実はベンチマークとして参考にしていたりするのかな?

カルタのプレゼントキャンペーンを Xでやったみたいだけど、そんなにバズってなかった。

Xの一つ一つの投稿も画像がキレイに作られていて、美容家からのコメントなど、頑張って情報発信しているから、応援したくなるアカウント(赤箱 Xアカウント)

パッケージの変遷を見ると、時代とともに変化しているようだけれども、やはりレトロなブランドイメージは私が子供の頃から変わらない牛乳石鹸の赤箱。

100年ってやっぱり長いし、これだけの期間ブランドイメージを守り続けていることって尊敬に値する。

目立ちすぎないけどいつもそこにあるブランドとして、これからも変わらない存在として、次の世代に受け継がれていってほしい。

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