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会社員と経営者は180度違う。会社員マインドでビジネス(副業)をやっても上手く行かない理由

※この記事は無料で読めます


私は新卒で製薬会社の営業を5年して、26歳の時に会社を設立して会社経営を始めました。現在は、4年目の会社を経営しています。

ありがたいことに、年商も年々増え、会社員の時には考えられなかった仕事や暮らしができ始めたのですが、今回は、そんな私が会社員から経営者になって、変わったこと・変わらないといけなかったこと、を紹介します。

今年の年始に念願のヨーロッパ旅行に行ってきました…!

起業時の事はこちらの記事で紹介しているので、読んで頂けたらと思います↓


まっっじで、会社員と経営者は180度違います。(わたしも大痛感経験何度もある…)

会社員の延長でビジネス or 副業 を始めても上手く行かないです。

私の家庭も父は会社員、母は専業主婦という、NOT経営者一家で育ったので、起業する選択肢を自分が取ったのもびっくりなのですが、そういう家庭で育ったけど、起業を考えている人や、副業が上手く行かない方にも参考になればと思います。


なによりまず、”マインド”を変えよう。

会社員と経営者は180度違うことをあげ始めると、キリがないのですが、やっぱり全ての根本は”マインド”です。

今回はこの3本立てでご紹介します。

  1. 「あなたしかできない」>「みんなができる」

  2. 「よくやった!」と言ってくれる犬を心の中で飼う

  3. 「仕事」は来るものではなく「創るもの」


1.「あなたしかできない」>「みんなができる」

会社員で個性って滅多にいらないですよね。

チームの中でどれだけ協調性を持てるか、協力し合えるかが重視されると思います。

突拍子もない事を言う人や、ワンマン行動取る人は「不適合」と言われ、白い目で見られる…

そんな人が、経営者には向いています。


ビジネスをすると、その「不適合」と言われる人の集まりが「社長」で、不適合具合のレベルが高い人ほど、社会的に成功してるまであります。

なので「あなたしかできない」が明確にあると、強いです。

「みんなができること」はすでに、「だれかがやっていること」と同じなので、めちゃくちゃ量をこなすか、軸を少しずらすか、魅せ方を工夫するかが必要になります。

みんな上手く行っている会社の社長は「癖強」なので、その人たちに可愛がってもらえるか、面白いと思ってもらえる自分になっているか(どんなビジネスも1人じゃできないからね…)が、ひとつの判断軸かなと思います。

「自分にしかできないこと」を明確に持っている人はめちゃくちゃ強いです。


2.「よくやった!」と言ってくれる犬を心の中で飼う

あなたがBtoBか、BtoCかだれをお客さんにするビジネスをしているのかでも大きく変わりますが、特に”BtoC”の場合は、心の中に犬を飼った方が良いです。

最高に自分の事を可愛がってくれるワンちゃんを!!!

駆け出しの頃って、まだ自分の中で定義が出来ていないので、上手く行かないことがあると、自分のせいに思ってしまいます。

もちろん、自責思考は大事で、自分が悪い部分は当たり前に直さないといけないのですが、「自責思考の度合いも大事」ということも伝えたいです。

というのも、世の中にはいろんな人がいます。

企業の中で生きている時は、会社の看板があるし、周りも自分と同じレベルの人がいることが多いのですが、ビジネスをすると本当に色んな人と出会います。時に、一緒に仕事したり、お客さんになったりするのですが、

自分の”当たり前”が、相手の当たり前ではないんですよね。


例えば、私の事例で言うと、何か商談していて、それが決まらなかったとき。

私「何か失礼なこと言ってしまったかな」「提案方法良くなかったかな」「相手からLINE返って来なくなっちゃった…」

そんな感情になるのですが、実は相手は、

「お金ないから、やりたいけど断りづらいからスルー」「ただ忙しくて返事ができてない」「優先順位を決めるのが苦手で考えが纏まってない」

そんな事が良くあります。

私なら仕事ならLINEの返事は当日中に…の基準があっても、相手は1週間後でいいやみたいな考えだと、そもそもの基準が違います。


そして、これが何度か続くと自分のメンタルが擦り減ります。
(同じような経験ある方も、多いかも?)



会社員の時はできないことがあると、「なぜだめだったか?」を自分軸で深堀すると思うのですが、ビジネスする上で、それをし過ぎるとメンタルが死にます。笑

で、自分は出来ないんだ、向いてない…みたいな感情が湧いてくるのですが、相手が悪い場合も往々にしてあります。

ほんとに色んな人がいるから。


私が周りで見ている経営者の人を見ると、自分は精一杯やった。という気持ちがあれば、上手く行かなければ、あとは相手次第みたいな気持ちで構えている方が多いです。

相手には、相手の事情がある。ことを分かっています。

だから、駆け出しの頃ほど、「よくやった!」と言ってくれる犬を心の中で飼ったほうがいいです。

自分が100%出したときは、上手く行かなかったことを考えるのではなく、やりきった自分を褒めてあげることが大事です。


3.「仕事」は来るものではなく「創るもの」

これも会社員の時との大きな違いですよね。

経営者になると、待っていても仕事なんて一生来ないので、「獲る」「創る」!

最初は色んなクラウドソーシングサイトに登録する、人に声かける、何かに応募してみる、やってみる、そんな地道な過程が、後に大きな結果を作ります。


心構えとして「待ちスタンス」でいると、何にもならないので、「やれることは全部やってみる」。

有名な野球選手でも打率は3割。

10回振って、7回は何も起こらなくて、3回ヒット。

プロの世界でこれ。

だから、ビジネスはじめて上手く行かないのなんて当たり前で、大事なのは沢山バッターボックスに立つこと。

沢山バット振っていると、そのうちバットの振り方も上手になるし、感覚も掴めるようになる。


「バッターボックス立ってみたら~?」なんて声かけてくれる人はいないです。待ち姿勢になっていても、周りはバット振りまくっている人たちなので、勝てるわけないですよね。

勇気が無い、自信が無いとかを言っている場合ではなく、バットを振ると決めたのであれば、自分に責任を持つ。

そんな心構え1つあるかどうかが、ビジネスで生き残れるかどうかな気がしています。(自戒を込めて)


まとめ

会社員から経営者になった私が感じる、違いを書いてみました。

思っていたより「強く生きる」ことより「柔軟さ」を持つ人が結果強い世界です。

また私の日々の学びも続編として書こうと思うので、参考になればスキしていただけると嬉しいです。


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