日常#25

帰省ーーー!!!実家ーーー!!!クソ暇ーーー!!!
なんもない地元に帰ってきています。ほんとになんも無い。電車で割とすぐに名古屋に出られる場所に住んでいるのだけど、実は名古屋って本当にマジでガチで何にもなくて「何もねえけど、どうする?カラオケ行く?映画観る?」の二択に行き着きます、マジで。自分はどちゃくそ音痴だし、それを笑いに昇華させられるキャラじゃないし、映画は涙脆さにステ振りしすぎて嗚咽がうるさいので、家でアマプラ派なんで名古屋はあんま好きじゃないです。友だちと会う予定がなきゃいかないすね。音痴と嗚咽が困るのは東京でも一緒すね。僕が「名古屋で大学生はしたくねぇ〜〜〜!!!」と思った理由だし、『君の名は。』で三葉が「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!」といったのもすごいわかる。出身はどこ?と聞かれて名古屋ですと答えると大抵えー!いいじゃん名古屋〜みたいな反応かえってくるけど、これはHow are you? I'm fine thank you. みたいなもんで、そのあとの え〜名古屋、なんもないですよ、ご飯は美味しいですけど。はand you? みたいなもんだ。ちなみにネイティブの人はこんなやり取り絶対にしないらしいです。日本の英語教育って色々間違ってます。特筆することがないから飯が美味いと言っているだけで、正直名古屋メシそこまで知らないです。手羽先って食べにくくないですか?普通に唐揚げの方が好きです。


もう帰ってきたんだけど、2週間ほど高校の友だちと4人で免許合宿で新潟に行っていて、絵に描いたような田舎で「ぼくのなつやすみ」みたいで、麦わら帽子と虫取り網を持って駆け出したかったです。近くに山があるし、田んぼもあるし、海もあって最高です。夜には隠れ毛穴くらいの星が見えるし、なんか今流れ星がきてるらしくて見えねえかなぁって眺めてます。夜風が最高です。夜歩いて15分くらいかかるコンビニに行ってアイスを買って食べながら帰ってきます。ぼくの好きな夏の概念の詰め合わせみたいな感じで最高です。マジで。

なんか、こう夏の匂いがするところにいると感傷的というかセンチメンタルとかいうものからマイナスなところを引いた涼しい感情になるのだけど、そういう時って考えごとにぴったりだ。


僕のこのnoteの雰囲気に違わず今からまた辛気臭い、暗めのしっとりとした話をするんだけど、免許をとるときに適性検査ってのをすると思うのだけど、自分がしたのは1〜5とA〜Eを掛け合わせた25個の評価に分かれるもので、集中力とか判断力とか虚飾性とか諸々の人間性のステータスを測られる。
適性検査という名前の通りあなたは運転に向いてますよ〜とか向いてないから気ぃつけなみたいなのの指標になる。
どこぞのネットの性格診断とかより科学的な根拠があるらしいけど、あくまで性格診断であって、そんなに気にすることはないらしいが、5Aと1Eは珍しいらしくて、前者はおーすごいねー今年も出たか。となるらしいし、後者が出るとあいつはヤベェ。とベテランの先生が対応することになるらしい。

自分はというと評価はど真ん中もど真ん中の3Cでアタック25だったら最初に取りたいねーとなるが、面白的にいえば最低点なわけで、あーやっぱ自分って平凡なんやなと思った

一緒に行った4人の中に僕が同級生であり友だちでありながら尊敬してるやつがいて、「尊敬」と「やつ」という言葉はミスマッチであるが、中高6年間部活がほぼ同じで、同じ文系であり、家に帰ってからもオンラインで通話をしながらゲームをしていた彼のことを「尊敬している人」と呼ぶには少々むず痒いところがあるのだ。

彼は一言で言えば容量の良すぎるやつで、数学が出来なさすぎて理系を諦めた自分と同じくらい数弱だったのに、国立大学の二次試験の数学で満点を取っている。しかもその数学の勉強はYouTubeで牛沢の『龍が如く』の実況を見ながらしていたらしく、受験と同時にほとんど見終わったらしい。
他にも運動ができる、歌が上手い、楽器ができる、ゲームが上手い、人当たりがいい、ボケもツッコミもできるというように語彙力をなくしていうとスゲーやつだ

天は二物を与えずという言葉があるが、彼はその例外だと思っていて、そして、彼の二物の持ち方は三物与えられて一物取られたタイプだと思っている。どういうことかと言うと、彼は大のカナヅチであって、自転車に乗れなくて、逆上がりが出来ないのだ。誰もが出来るであろう三つができない代わりに色々なものを与えられている。ここが彼のズルいところというか人を惹きつけるところで、完璧な人間って近付きづらいが、抜けてるところがあると人間味が出て親しみが湧く。彼のことが嫌いな人は多分彼の元カノくらいだろう。

話を適性検査に戻すと、なんとなく話の流れで察しがつくかもしれないが、彼は5Aだった。
何となくこいつすげーなーがはっきりと数値になってしまった。その時にかんじたのはやっぱり彼との距離みたいなもので色々持ってる彼とそうではない自分というのを比べてみていた。卑屈だなぁと思う。彼と自分は仲が良くて、友だちであるにはそれで十分なはずなのに、彼になりたいと思ってしまった。いや彼になりたいわけではないのか、なんなのかよく分からなくなってしまって、洗濯物を乾燥機にかけに行くといって、1人で外を散歩した。夜風は相変わらず心地よかった。このモヤモヤは未だによくわかってない。

言いたいことがまとまらなくなったので寝ます、おやすみなさい、また書きます。


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