おもち

はじめまして、おもちです。8年続けた保育士を辞めて、お暇、転職。 「大したことなど起きたりしないけど、大したことなんていらないよ」 おしゃれ好き、くいしんぼう。日々の記録。読んでもらえると、うれしいです。

おもち

はじめまして、おもちです。8年続けた保育士を辞めて、お暇、転職。 「大したことなど起きたりしないけど、大したことなんていらないよ」 おしゃれ好き、くいしんぼう。日々の記録。読んでもらえると、うれしいです。

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全部顔に出てるよ

最近、ある人に言われた言葉。 今までのわたしは、常に人の顔色を伺い、空気を読み、先回り。 いつも笑顔、おだやか、やさしい。 「怒ることあるの?」と聞かれることにも慣れた。するどい人には、気持ちが分からないと言われた。 そりゃ、そうでしょ。 わたしだって、分からないよ。 今まで、自分の気持ちはさておき、人のことばかり考えてきた。自分の気持ちさえ、分からない。 病気になり、人のことなんて考えていられなくなった。その結果、今まで隠してきた気持ちが、隠せなくなった。 病気

    • ケーブルニットに絡まって

      冬と言えば、ニット。ケーブル編みとノルディック柄に弱い。冬のかわいいが詰まっている。だけど、最近はさらっとしたニットに気持ちが傾いていた。着やすさとお手入れが楽なことが大きい。そんな中、ケーブルニットへの思いがつのる。 ノルディック柄には、忘れられない思い出がある。専門学生だった時のこと。マッシュルームヘアが似合うおしゃれな先輩がいた。キムタクみたいに、名前をきゅっとしたあだ名で呼ばれていたけど、1文字も出てこない。 その冬、ノルディック柄は定番ではなく流行だった。ノルデ

      • 机の上のもなか

        今日の昼休憩。席を離れている間に、机の上にもなかが置かれていた。そのもなかは、職場から30分ほどかかる老舗のもなか屋さんのもの。和菓子屋さんではなく、もなか屋さん。もなかで勝負している。 周りを見ると、もなかが置かれている机と置かれてない机があった。向かいの席のボブさんに聞くと、先生からとのこと。だけど、人数分はないらしい。それを聞いて、そっと机の中にしまった。 先生とは、医療界の重鎮。職場は、健康診断をしている機関。営業事務をしている。忘れないように、かばんに入れて帰っ

        • ドーナツに包まれたなら

          10月末から、書いては消してを繰り返しているnote。それでも書きたいから仕方ない。 昨日、出勤すると悪いウイルスが広がっていた。先週まで1人だったのに。4人休み。営業課のおじさんたちが、他部署のフォローに行く。営業事務の先輩、てきぱきさんと対応に追われた。月曜日から、くたくた。 そして、今日。出勤すると、てきぱきさんが休みだと知る。うそでしょ。電話から電話。また電話。1人しかいないから、回線を減らしてくれませんか。 「おたがいさま」という言葉が好きではない。いろいろな

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        全部顔に出てるよ

          つながる私

          先週の日曜日。たまたまテレビをつけると『日曜美術館』が始まった。なぜか、壺のイメージがある。その日は、塩田千春さんの特集だった。知っている気がする。誰だっけ。 ここ最近、美術館に行きたい気持ちが高まっている。少し前に、近場の美術展を調べた。候補は2つ。1つは、神戸市立博物館で開催中の『デ・キリコ展』。もう1つは、中之島美術館の『TRIO パリ・東京・大阪 モダンアート・コレクション』。 直感で、『デ・キリコ展』に決めた。だけど、デ・キリコって何。調べたら、名前だった。もは

          つながる私

          おつかれ、今日の私。

          休み明けを乗り切った仕事帰り。ふらっとマックへ寄った。人生ではじめて、三角チョコパイを食べる。マックのパイと言えば、月見パイ。今年は、食べ始めが食べ納めになった。食べても、2回か3回だけど。 今年の月見パイは、新たにきなこクリームが加わった。あんこも、きなこも好きだけど、別々に食べたい。昨年の月見パイが恋しい。そう思っているうちに、姿を消していた。 3日も休んだのに、いつもの月曜日よりくたびれる。1日多く休んだ分、1日の仕事量は増える。祝日は、人をしあわせにしているのかな

          おつかれ、今日の私。

          ソファは深かった

          三連休2日目。先日、新聞に入っていた、地元の家具屋さんの広告。世代交代により、良いものを扱う、カフェ併設のおしゃれインテリアショップになって、10年ほど経つ。 広告に載っていたソファに、心ときめく。1人掛けのワイドソファ。ソファと言っても、ひじ掛けのついた低めのチェアにクッションの組み合わせ。こんなソファに座って、お茶がしたい。 現品限りで、お安く販売しているとのこと。クッションは、ミナペルホネンのものだった。ミナペルホネンは、デザインはもちろん。デザイナーで創設者の皆川

          ソファは深かった

          言葉はさんかく こころは四角

          ふつうじゃない生き方を選んできたのは、わたしなのに。ふつうが気になる。ここまで来たら、好きに生きたらいい。 短大を卒業して、雑貨屋さんで働いていた。思い立って、専門学校と大学に編入する。8年間、公務員。保育士だった。 お暇ののち、健康診断をしている機関で営業事務をしている。見た目は平成、中身は昭和。営業は男性、事務は女性。まだ、そんな働き方が存在しているとは。時が止まっている。むしろ、さかのぼっている。 だけど、誰も不思議に思ってない。むしろ、都合がよさそう。結婚して、

          言葉はさんかく こころは四角

          肉まんを思う

          月曜日から冷蔵庫にある、肉まん。母に、「食べていいよ」と言われたけど、すんなり肉まんを受け入れられる年齢は過ぎてしまった。突然の肉まんに戸惑う。 母にとっては、いつまでも子ども。だけど、胃ももたれるお年頃。肉まんは、おやつの域を越えている。もはや食事。受け入れ体制が整っていないため、少し寝かせることにした。肉まんには、必ず食べるから待っていてほしいと伝えた。 子どもの頃は、寒くなったら食べられる特別な存在だったのに。大人になったら、肉まんを思うことはなくなった。551の豚

          肉まんを思う

          事件はnoteで起きている

          先日のこと。それは、このnoteで起きた。名前が下ネタの人に、スキをされた。下ネタにもいろいろあるけど、品もセンスもなかった。笑えたらよかったのに。ごめんなさいね。あなたのことが嫌いです。「好きじゃない」でも「苦手」でもない。嫌い。 はじめは、「ばかだなぁ…」と思っていたけど、記事を消した。目にするのが嫌だから。たぶん、わざと。汚い名前で、記事を汚す変態。 人がつけたスキは、消すことができない。事務局に要望を送った。スキは、記事を書いた人が選択できるようにしてほしい。名前

          事件はnoteで起きている

          カナダの話

          noteのタイトルは、本や映画、曲名を借りることが多い。「何かいいタイトルないかな」と探していたら、思いがけず出会った。『ようやくカナダに行きまして』。 9月26日発売、光浦さんのエッセイ。光浦さんとは、オアシズの光浦靖子さん。2020年。「あとは行くだけ」だった、カナダ留学。悪いウイルスの影響で行けなくなってしまった。 前作の『50歳になりまして』では、いつ行けるかわからない状況での暮らしが書かれていた。後ろ向きなことも、ムリのない言葉で素直につづる。光浦さんの文章が好

          カナダの話

          そういうふうにできている

          2週間ほど前。急に、足のむくみがひどくなった。むくみとの付き合いは長い。だけど、夜中に痛くて目が覚めるほど。さすがにおかしい。 今までも、むくみで通院したことはある。だけど、なんとも曖昧だった。おおむね、はじまりは内科。だけど、内科で解決することは少ない。診療内容に「むくみ」を挙げている循環器内科を見つけた。ちょうど、家と職場の間。 予約して、仕事帰りに行ってきた。先生の診察の前に、看護師さんから問診を受ける。血圧測定からの思ってもいなかった体重測定。体重をはかるのは、決

          そういうふうにできている

          救ってくれたのは、レモンパイでした

          昨日、台風と一緒にいなくなったと思った、頭痛とだる重が帰って来た。早すぎる。仕事はきらいじゃない。だけど、月曜日は苦手。休み明け。ゆるゆる体を慣らしたいのに、がんばらされる。 月曜日を待っていた人との温度差に、かぜをひきそう。かぜなんて、何年もひいてないけど。事務室のエアコンは、あいかわらず23度。受け入れられるはずもなく、9月に突入した。 台風のせいか、電話の相手は情緒不安定な人が多かった。「こんな風にはなりたくない」と電話を切った。たぶん、台風のせいじゃない。 ふわ

          救ってくれたのは、レモンパイでした

          日曜日の夜に

          9日間の長い休みが終わり、明日から仕事が始まる。長すぎた。途中からあきていた。9日も休んだのに、いきなり5日働く。 学校の始業式が、あえて水曜日や金曜日のように。体を慣らすという考えはないらしい。「休みは長ければいいだろう」という雑な考え。大事なのは、バランスです。 今日は、久しぶりに『世界の果てまでイッテQ!』を観て、大笑いして寝ようと決めている。日曜日の夜は、笑って終わりたい。 休みの間に洗った制服と極寒の事務室を乗り切るブランケットは、用意して玄関に置いた。山の日

          日曜日の夜に

          カルピスでつながってる

          子どもの頃、夏に届くカルピスが好きだった。子どもがいることを知っている誰かが送ってくれていた、お中元。ちょっとした贈り物をするのが好き。食べたり使ったりしてなくなるもの。 夏に会えない姉一家に、贈り物をした。昨日の夜、届くようにしていた。思いがけず、わたしにも贈り物が届く。通称、ゆうちゃん。おいっこ。小学生。手紙だった。「あそびにきて」と。一緒に、にっこり笑顔のハートが描かれていた。 送ったのは、お菓子などの詰め合わせ。もちろん、カルピスも。カルピスウォーターなるものが売

          カルピスでつながってる

          長いお休み

          先週の土曜日から始まった休みは、日曜日までつづく。長すぎる。夏と冬に、なぞに長い休みがある。働き出して3年。休みの長さには、慣れそうもない。 元保育士。障がいのある子どもの入所施設で働いていた。24時間365日、ローテーション勤務。お盆も年末年始も関係なかった。だけど、夏季休暇が5日あり、休みたい時に取れた。このくらいが、ちょうどいい。 人が多い場所が苦手。ニュースで、「大型連休」と言っている時は、出かけたくない。休みになって5日。今日までにしたことは、洗濯と贈り物とお墓

          長いお休み