TMSって?最新のTMS治療を64回受けてきた!治療の流れ(体験ブログ)
こんにちは、りみです。
ADHD&アスペルガーのグレーゾーンです。
東京ブレインクリニック(新宿院)にて、
ADHDやASDの治療に有効と言われる、TMS治療を受けてきました!
TMS治療とは、脳に直接磁気を当てる最新治療で、
うつやパーソナリティ障害などの精神疾患や、
発達障害に有効と言われています。
今回、発達障害の診断をもらった新宿ブレインクリニックにて、TMS治療が64回完了したので、その流れについて説明します。
気になるビフォーアフターの記事はこちら▼
脳波を図るQEEG検査で、発達障害の診断
私は高校生の時から、メンタルクリニックは通ってて、
今までうつとか、双極性障害とか、さまざまな誤診を受けながら、「よくわからない生きづらさ」と戦っていました。
女性の発達障害って見逃されやすいそうです。
大人になって知り合った人で、「発達障害だと思う」と指摘してくれた人がいて、自分でもなるほど…!と思い、ブレインクリニックでQEEG検査をしてみました。
結果、やっぱりADHDとASDの特性が判明。
「私の生きづらさの原因これだ…!」と見つかった、納得の結果でした。
治療のために、TMSを受けることに!
「標準法」と「簡易法」について
TMSには、簡易法と標準法の2種があり、どちらを受けるか選択できます。
標準法は、ひとりひとりの前頭前野の位置にカスタマイズされているらしくて、値段的には高め。
私はより効果が期待できるという標準法を選択しました。
簡易法でも効果は出るそうなので、個人的に金銭面で気になる方は、簡易法でもいいんじゃないかなと思います!
予約方法と受けたペース
予約方法は、スマホで専用予約サイトにアクセスして、好きな時間にぽちっと予約。
ブレインクリニック新宿院は席数が多く、平日ならほとんど空いてます。
すこし時間が遅れてもスムーズに対応していただけたりしました。
TMSは1回16分の治療。1日に最大2回(32分)まで受けられます。
私は、毎回行ったら2回連続(32分)受けて、
最初の32回は、2~3日に1度のペースで。
その後の32回は、ほぼ毎日通いました。
自分の体感としては、毎日ペースで当てていたほうが、めちゃくちゃ体感感じられた!TMS治療は特に最初は高頻度で当てた方が効果が出やすいらしく、時間に都合がつきやすい方は、頻度を高めて通うことがおすすめです!
私の知り合いの発達障害人も毎日当てていたんですが、
その人も「別人??」というくらい性格が落ち着いていて驚きました。
実際のTMS治療!
待合室で番号を呼ばれたら、まずはおでこに印をつけにいきます。
印をつけたら、いよいよ治療室へ!
ふかふかのリクライニングソファに座って、治療を受けます。
TMS治療は、コツコツ、とボールペンで頭を軽くたたかれているような感覚。
治療では、出力の強さが選べます。最大~最小まで約10段階くらいあって、もちろん最大のほうが効果が期待できる。
最大出力になると、はじめは痛かったけれど、慣れるとぐっすり寝てるくらい!最初は少し痛いかな?と思っても、絶対慣れるので大丈夫!
部屋は暗くなっていて、ふかふかのソファでもふもふの毛布を掛けてもらえるので、治療中はうたた寝してました。
4回に1回の定期診察
TMS治療4回につき1回、無料で定期診察が受けられます。その時医師に、
「こんな症状で悩んでいる」と伝えると、TMS照射のパターンを少し変えてくれます。
「右にあてた方が体感があった」「朝起きた時の反芻がひどいのを改善したい」「うつっぽさを改善したい」など、自分の体感は積極的に伝えていくのがおすすめです。
私は2回ほど照射パターンを変えてもらったんですが、変えてもらった後のほうが体感が良かったです!
最後のほうになると、逆に「めっちゃいい感じです、ありがとうございます」くらいしかしゃべることなかったです。(嬉しい!)
医師の方は優しくやわらかな雰囲気の方が多く、悩みにも共感してくれました。
全体の流れとしては、こんな感じでした!
ブレインクリニックの方は、受付の方も、案内役の方も、医師の方も、優しい雰囲気の方が多くて居心地がよかったです♪