雑記 〜憂鬱・銭湯・大勝軒〜
どうも気分が晴れない。
ここ1週間くらいずっと憂鬱。
今日は特に、なんともカラダが動かない。
こんなときは無理してでも映画を観るか、銭湯に行くか、あるいは散歩するに限る。
散歩だな。
どこへ行こう。
天気は大丈夫かな。
誰かに声かけてみようか。
そういえばまだなにも食べてない。
もう15時だしやっぱりやめておこうかな。
でもいま踏ん張らないと、きっとこのまま落ちていく。
16:30。ようやく部屋を出る。
自転車に乗って月見湯温泉へ。
少し前まで通っていた銭湯はなくなってしまった。
祖師ヶ谷大蔵駅近くのそしがや温泉21だ。
小さなプールが付いていて、そこを全裸で泳ぐのはいつも新鮮な気分だった。通っていた、といっても経堂に越してきてからの1年半くらいの間だけれど、だいぶ気に入って、友人を連れて行ったこともある。当時4歳くらいの友人の子供がサウナに初挑戦したものの、数秒で出てきて
「ちょっと暑すぎるかなっ」
とサッパリ言い切る。その様子を見ていたお年寄りが湯船のなかで声をあげて笑う。そんなことを思い出した。
さて、そのそしがや温泉21がなくなってからは、距離的に最も近い月見湯温泉へ通うことになった。シンプルな銭湯だが、清潔でサウナも完備しており、水風呂の冷水を盛大にかぶって撒き散らすような客もいないので一発で気に入った。
18:00。銭湯を出て、さてどうしよう。
銭湯のあとは、高井戸駅近くの蕎麦屋さか本そば店に向かうことが多いのだが、今日は趣向を変えてみた。兼ねてから気になっていた中華そばの名店大勝軒へ行ってみよう。
名前はよく聞くし、自転車で店の前を通ることもある。
しかし麺の量が大盛(2玉)だということを聞き知っていたので、よほど腹が減ったときに食べに行こうと思ったまま、一度も訪れたことがなかった。今日はちょうどいい。昨晩の餃子からなにも食べていないし、銭湯上がりで腹減りだ。
「麺少なめに出来ますが」
「少なめって、半分くらいですか?」
「1.5人前です」
「あ、じゃあ少なめで」
ちょうどいい。腹が減っているとはいえ、2玉は覚悟が必要だ。チャーシュー麺(¥1,480-)を注文。これまでに食べたラーメンの中での最高値。
カウンターはかなり奥行きがあり、席間はラーメン屋と思えないほど広い。
BGMが気になったのでシャザムしてみると、モーツァルトのピアノ曲だった。最近は少し涼しくなってきたけれど、それでも店内はしっかり冷房を効かせており、暑がりかつ風呂上がりの僕にはありがたい。
スープまで飲み干して、さてどうしよう。
なんとなく自転車を漕いでいたら遊び場96番を見つけた。
大原あたりから南へ下り、下北沢をパトロールして帰宅。
映画でも観ようかな。
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