ワックスペーパーを使った耐水・耐油性のあるメニュー
前回に続いてメニューの話。
海外ではよく、お菓子や飴玉、パンなんかを包んだりして使われているワックスペーパー(=耐油性の蝋引き紙)。独特の風合いで、何気にファンが多い?この紙を使ってメニューを制作。
今回は、ホワイトクラフトという、片面が白、片面が晒し(いわゆる茶色のクラフト)の紙に蝋引き加工をして、ワックスペーパーを作った。この紙は、両面で色がちがうから、封筒みたいに折り返して使うものにぴったり。
片面1色印刷の制限がありつつも、紙の折り返しによって、両面にデザインが配置されるような設計ができる。
ワックスペーパーは、見た目や手触りが良いだけじゃなく、耐油性があるから、ピザ等を食べたあとの油のついた手で触っても、紙に油染みができたりしない。もちろんドリンクやワインをこぼしてしまってもサッとふきとれる、なんとも飲食店向きの万能用紙。
インクの載り方も気持ちが良いし、折りじわの感じも良し。
折れ線をつけて使っても、そのまま1枚で使っても、しっかり様になるワックスペーパー。いろんなものが作りたくなった。
2018年、春
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