新卒日記⑤
皆さんこんにちは。入社1年目、研究課のS.Aです。
私は中国出身の留学生で、中国で大学を卒業した後、日本に来て留学を始めました。
修士課程は徳島大学、博士課程は金沢大学の創薬科学専攻で修了しました。博士課程を修了していますが、会社ではまだ新入社員で、学ぶべきことがたくさんあります。
そのため、仕事に対して少し不安も感じています。
今月で入社してから3か月が経ち、現在は各部署で研修を受けています。
今回は、「新入社員としての入社後の様子」を皆さんにシェアしたいと思います。
１．研修について
私は現在、漢方薬の開発、生産の全体を理解するために各部署で研修を受けています。
研修の第一ステップとして、生薬エキスの製造から始めました。
研修中は、多くの生薬を実際に見て、触って、匂いを感じることで生薬についての理解を深め、大規模なスケールでのエキス生産について学びました。研修期間中、エキス部門の皆さんが朝早い時間で出勤して生産を始める姿を目の当たりにし、先輩方に対して心から尊敬の気持ちを抱きました。
エキス部門の研修を終えた後は、製剤部門でエキスがどのように製品化されるのかについて研修を受けました。
この研修では、さまざまな機械や全生産ラインについて学ぶことができました。その後、開発2課で1か月間の研修を受け、製品の安定性や有効成分の含量確認などの実験を行いました。そして、現在は開発1課で漢方薬の試作や物性試験についての研修を受けています。
研修期間はとても楽しいものでした。
大峰堂の皆さんはとても気さくで、すぐに会社に慣れることができました。特に印象的だったのは、上長や先輩方との距離感を感じなかったことです。質問があれば気兼ねなく聞くことができ、先輩方も丁寧に教えてくださいました。研修中には、教科書には載っていない多くの知識を得ることができました。理論と実際の生産はやはり大きく異なることを改めて実感しました。
２．奈良での生活
今年で日本での一人暮らし生活は7年目になります。
また、奈良県以外にも岩手県、徳島県、石川県で生活した経験があるため、特に奈良での生活に慣れないということはありません。
むしろ、会社から住宅補助があるおかげで、生活しやすいと感じています。慣れていないことを挙げるとすれば、関西弁ですね（笑）。
研修中、エキス部門の先輩方の関西弁が本当に分からなくて、少し苦労しました。
奈良県は田舎に見えるかもしれませんが、生活しやすい場所だと思います。自然環境がとても良く、休みの日にはキャンプなどにも行けます。
都会で遊びたいと思ったときには、すぐ隣に大阪や京都があり、土日祝日には40～50分で遊びに行けるやん。
生活の中で特に楽しかったことは、月に一度、金曜日の夜に会社のメンバーとサッカーをするイベントがあることです。
人とすぐに仲良くなる方法は、子どものように一緒に遊ぶことだと思います。このサッカーイベントに参加することで、皆さんとコミュニケーションを取る機会が増え、自分の生活も多様化しました。
３．最後に
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
皆さん、いかがでしたでしょうか。新入社員としての入社後の様子を、少しでもお伝えすることができたなら嬉しいです。
私のような外国人でも、不安を抱えながら入社しましたが、短い時間で環境に慣れることができました。ですので、就活中の皆さんも、きっと問題なく新しい環境に馴染めると思います。
それでは、皆さん頑張ってください！
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