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Photo by
o_kamipapa
臭角から放たれたモノ
今朝、ゴミを置きに集積所へ行った帰り、自宅の入り口にある木にアイツを見つけた。
アゲハチョウの幼虫だ。 いつもは黒いうちに捕まえてポイっとするのだが、今日のは緑色まで成長していた。
手袋をしているので安心して捕まえる。
手を近付けた瞬間、黄色の角を出して異臭を放った。
「臭い!!!!」
なんと例えたらいいのだろうか。
鼻の奥まで突き刺す臭い!!
果物が腐ったようなものと表現すればいいのかもしれない。
あとでネットで調べるとこれは臭角(しゅうかく)というもので身の危険を感じたら、出てくる角だそうだ。
ここからあの臭いを放つ!
天敵であるカエルや鳥は苦しめられるそうだ。
今朝の天敵である私も苦しめられた。
幼いころは、変な臭いぐらいの感覚で気にしなかったものが、大きな時間を経て理解する。人生とはそんなものだ。