16 フロップCB後のダブルバレル
今回の記事はこれまでの様な特定のシチュだけでなく、全体的にカテゴリ分けしてターンの戦術を見て行く。BTNopen、BBコール、フロップベット、BBコールを前提に見て行く
まずはフラッシュカードから。フラッシュカードが落ちた場合は3つのPOTサイズとチェックという4つの選択肢がある。とはいえ1/3と2/3という選択肢は全体で7%しかないので、チェックかPOTかの二極化させてプレイしても問題は無い
ナッツフラッシュやセカンドナッツフラッシュの場合は喜んでPOTBETしましょう。セカンドナッツの場合はいくつかチェックを混ぜたい。自分が3枚、4枚のダイヤを保持している場合は相手が継続できるレンジをブロックしてしまっているので、チェックしてみよう。
セット+ダイヤ1枚(FBフラドロブロッカー)の場合もPOTベット。POTベットすることでナッツ・セカンドナッツフラッシュでない弱い部分やストレートが完成していないハンド、時にはJ8などのストレートが完成しているハンドまでフォールドさせられるかも知れない。しかしこの場合、自分がJを持っている場合はチェックを考えよう。ブラフ気味に打って降りて欲しい部分(J持ちのストレートや、ストレートドロー)を自分でブロックしてしまっているからだ。という事は必然的に相手がフラッシュを期待してフロップでコールした可能性が高くなる
例えばQQセットでのTや9持ちのハンドや、TTセットでの9や2持ちのセットの場合もチェックバックしたい。理由は自分のフルハウスアウツを潰してしまっている事と、自分より弱いセットなどの継続できるハンドを削ってしまっている
ナッツ&セカンドナッツのフラッシュのブロッカーを持っている場合もブラフでPOTベットを高い頻度でしたい。そうでないフラッシュブロッカーの場合はベット頻度はかなり下がるが、Jを抑えていないがペアになる部分は押さえているような場合はBETするのも理にかなっているのではないか
次はブランクカードが落ちた場合を考える
この場合は2/3とPOTとチェックをバランスよく使う事になる頻度で言えば2/3とフルポットと半々なので、3/4POTに統一してベットするのも問題ない
この状況のセットいつだってベットします。2ペアはベットするが、弱い2ペアはチェックしよう。コンボドロー系もベットで相手をフォールドさせたいし、ハンドによってはレイズにもコール出来る。
フラッシュドローはボードとの兼ね合いが必要になってくる。できればペアブロッカーを持っていた方が相手のセットや2ペアを潰せるの良い。オーバーペア+フラッシュドローも悪くないだろう
ペア+ポケットペアもベット出来る局面がある。AやKのハイフラッシュドローブロッカー+ストレートドローのブロッカー+ハンド自体に既にエクイティがある場合になるとBETしたい
ここでも3/4に統一してベットして問題ないだろう
ナッツストレートはもちろん、セカンドナッツも高頻度でベットしたいが+で何かがあると非常によいだろう。サードナッツとなる下ストレートはチェックしよう
セットは+で何かバックアップがあればベットしたい。フラッシュドローやストレートドローで良い。J持ちで相手のナッツをブロックしているのも良いだろう
トップ2ペアもナッツをブロックしてるとBETしやすい。JJT9、QQT9などがそれにあたるだろう
ナッツストレートをブロックしつつ、ナッツフラッシュドローやナッツフラッシュブロッカーがあるハンドもBETしても良いだろう
ダブルフラドロはベットしたい。ターンでスペードが落ちて、自分がスペードのナッツフラドロを持っている場合は、ダイヤのフラドロの時よりも頻度は多くベットしたい
次はボードペアベットサイズは1/3から3/4位まで幅広くある。ハイペアであればあるほどベットサイズは小さくなる傾向にあるようだ
2hがターンで落ちた場合はセット以上はもちろんベットで、オーバーペアもここではベットしてポラライズ化を図りたい
T9のトップツーペアも高頻度でベットしたい。状況によってはトリプルバレルも行ける
Tか9かのペアがあり、ベットへ行く場合。Tよりも9のペアの場合にベット頻度が上がる事を覚えておこう。ショウダウンバリューの差で、Tでベットするよりも、9でベットしてフォールドして貰った方がありがたい
フラドロオンリーも時折ベットする。ショーダウンバリューは無いが、相手の継続できるレンジをブロックしてる場合にベットするのは悪くないだろう。チェックバックに価値があまりない場合はベットできるシチュエーションを探そう
ノーペアのSDVの無いエアーな部分はベットする理由を見つけて高頻度にBETしよう。チェックする価値はもはやない
以上今回の座学は終了です!
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