![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/162672452/rectangle_large_type_2_04c7f7020bc6e1b9f4ebf87e53b26a84.png?width=1200)
Photo by
noranekopochi
浪人の辛さ
私は、若い頃二浪して早稲田の法学部に入学した。
私の卒業した高校は偏差値55程度の高校で創立以来一人も東大合格者はいなかった。
なぜか私はそれならこの学校からの東大合格第一号になろうと思い高2の冬頃から受験勉強を始めた。
東大の文一
慶應の法
早稲田 政経 法
中央 法
などを受験するも全敗。
一浪めは予備校に通うもまた全敗
二浪目は宅浪だったがこれが辛い!
家族以外との人間関係がほとんど無くなってしまい孤独感と不安感が半端ない。
ニ浪でなんとか早稲田の法と中央の法に受かるも、東大文一と早稲田政経には落ちる。
今思うと、受験勉強しかしないという生活はかなり偏っていて全く不健全なものだった。
私の友人は一浪で大学に受かったものの精神を病み精神科のお世話になるようになってしまった。
私もニ浪して人付き合いが減ったことから人とどう接してよいのかよくわからなくなってしまった。
そのダメージから立ち直るのに30歳くらいまでかかったような気がする。
高3の秋くらいに諦めて私立文系に絞って勉強すれば良かったかなと思うことが多々ある。
東大受験となると数学も理科もやらなくてはならないし、社会も2科目必須である。
数学1科目無いだけで英語や社会にかける時間は飛躍的に増えたはずである。そうしていればニ浪もしなくて良かったのではないかと思う。
自分の経験から浪人は極力避けたほうが良いと思う。