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驚くようなスピード感に その2(うちの介護なお話18)

午後1時ぐらいにちゃんと起きた。これは気合だなきっと。
午後3時、病院で弟と合流。
メールで送ってあるけど、亡くなった時間とかついたときの状況などを伝える。

なぜか私がその時間に起きていたこと聞いてきた。そりゃ週末ですから、溜まっていたドラマ見たり、ゲームやったりしていたわけですよ。
うちは日頃から「朝から家族揃ってご飯しましょ」なんて決め事は無いので朝ごはんタイムはそれぞれ勝手に食べている。それにみんな週末の休みは自由だし、人によっては昼まで起きてこない。
少し前まで娘がテレビ局で編集とテロップ制作していたので時間バラバラは家族中、気にしていない。
たまたま、寝ようかなと思っていたところに病院から電話がかかってきたわけです。
かなりタイミング良かった気もします。

アレヤコレヤを説明して、葬儀に関する打ち合わせをして、午前中にいろいろ取り決めたことなどを話して、書類も書くものあったので書いてもらう。
葬儀日程を確定しなければならなかったのでそのあたりも詰めていきました。
葬儀は1日葬、本人希望で極力簡素な葬儀で、なぜか戒名はいいものをつけてほしいと謎の要望。これが結構お高い。うん十万円かかる。葬儀だけで113万かかるのが決定しているのでそこに更に上乗せということになる。
葬儀費用の中身で今回、びっくりしたのは火葬費用に燃油サーチャージがあって驚いた。
思わず聞き返してしまった「サーチャージ?」ジェット機かい?と頭の中をよぎる。確かにここ数年の情勢不安で燃料価格も高騰でそういう事になっているらしい。
葬儀の日まで遺体を葬儀社に安置してもらうのでその費用も5日で10万近くかかり、返礼品の価格も別途使った分でかかるし、葬儀場の休憩室のお茶菓子や飲み物のお代金も別途かかることになった。
あとは、葬儀後の食事会の場所確保と費用も別途準備することになって、なんか意外と掛かるじゃんかーってなっていた。

多分、一番オトクなのは前もって葬儀社を調べておくこと、葬儀にかかる費用、戒名、お寺さんに支払うお布施、お墓にいれるときの費用などを調べまくっておくと良いのねと勉強になった。
当事者になるといろいろ見えてくる。

葬儀当日までに揃えるものは、葬儀用の遺影、棺桶に入れたいもの、本人の好きな曲(これは葬儀中にかけたりします)、好きな食べ物といったものを準備していく。遺影に関してはすぐに探さないといけないのでちょっと前に見つけたハワイに行ったときの写真から作ってもらえるように送って依頼しておく、一番厄介だったのは、母の着物を探すミッション。しまってあるところが複数あり、一番怪しいところから数枚引っ張り出して当日会場まで持って行き、熱望した叔母に選んでもらった。5枚持っていて1枚選んでもらったので4枚は持ち帰るのだがタクシーなので良しとしました。

納骨までは、うちで見ることになったのでうちに引き取った。

その後は老人ホームの引取のため荷物をうちに持ち帰って捨てるもの、残すものを仕分けしてと納骨までの間にいろいろ片付けるものが多数あったのは言うまでもない。
とにかく夏前までにいろいろバタバタしました。

その後は家の中の母の溜め込んだ衣類をバンバン捨てる毎日。
フェイスタオルコレクターか!っとなるぐらいずーっとタオルが出てくる。ちなみにハギレもてんこ盛り出てくる。こっちはフリマかなとなっていたりする。しばらくは遺品整理に明け暮れる毎日である。
整理品の話はまた今度書くことにしよう。


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