ハザードマップの浸水地区は生活の本拠地を2階にしたい。
まずは台風19号で亡くなった方々、被災されたみなさまにお見舞い申し上げます。
しかし、お見舞いするほうも今回はさすがに他人事ではありませんでした。
わたくしは東京都の府中市という場所に住んでおりますが、多摩川沿いの街であり、しかも自宅は川から近く(500mほど)、大雨が降ったらいつ浸水するかわからない地区です。台風直撃の先日(10/12)は引っ越してから初めて市から避難勧告が出まして、少し高台にある事務所に家族で非難しました。
ハザードマップによれば、元々は浸水しても床下レベルだったのですが、ここ数年の改訂で、多摩川が氾濫した場合は、50センチから300センチ浸かるというレベルに変更になりました。300センチって!
実際にこの19号台風でも、少し下流で多摩川は氾濫しており、命を落とした方もいらっしゃいますし、1階が泥まみれになってしまった方もたくさんおられるわけで、明日は我が身と気持ちが引き締まるわけです。
テレビで、1階が浸水してしまい、家財道具がすべてダメになってしまったお宅の映像を見るにつけ、その思いは強まります。
今回は、カミサンのパソコンや重要書類、大事な品物のみを2階に上げて、避難したのですが、これを毎回やっていたのでは効率が悪いし、急いでいたら取りこぼしも出てしまうことが予想されます。
そして、地球環境が劇的に改善されない限り、来年も再来年も、必ず巨大台風はやって来る。
この機会に、1階と2階の役割を考え直して、家の中枢を2階にシフトしていくことを考えた方がいいなと思い始めました。引っ越してきて15年以上経っているし、片付け掃除を兼ねて来年の梅雨までに災害対策型住居への改造を完了したいものです。
※ちなみに近所の東京競馬場も同じ浸水水位の場所にあります。いらしたことのある方はご存知と思いますが、駅から坂を下ったところにありますね。崖の下(ハケ下と呼んでいますが)なのです。300センチ浸かってしまったら、お馬さんたちどうなっちゃうのでしょう。
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