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秋の風を感じて|長崎

10月中旬、長崎県の諫早市〜島原半島へふらっと行ってきた。

まだ暑さの残る晴天。
諫早市にある白木峰高原へ。


コスモス畑。

人がうつらずに偶然撮れた写真。

雲のない空は、澄んだ青が感じられて好き。

かすかに優しく香る花。

花々の間を、蜂が嬉々として行ったり来たりしていた。

そんな姿を見て、ほっこりと嬉しくなる。

遠くに見える山々が連なる陸地が、これから向かう島原半島。

心地いい温度の風が肌にあたる。

のんびりしすぎてもう12時前。
お腹が空いてきたので、島原の方へ向かう。

秋桜、癒しをありがとう


登ってきた道をくだって、島原半島へ入る。

左側の景色は、畑が広がる緩やかな斜面。その奥に見えるのは海。
海のさらに奥に見えるのは、熊本かな?

この景色がすてきで、いつでも思い出せるくらい記憶に残っている。


お昼ごはんは島原名物の「具雑煮」
島原に住む知り合いに教えてもらった姫松屋というお店へ。

遅めの時間にもかかわらずとても混んでいて、番号の札を取ってしばらく待った。
美味しそうなお出汁の香りが、店内から漂ってきてさらにお腹がすく。

混んでいる割に、早く呼ばれて意外だった。
中に入って店内の広さに驚いた。
大きな循環ができているみたい。

具雑煮の定食

あっつあつの具雑煮。
猫舌でない自信はあるが、熱すぎてなかなか食べられない。

具材はお餅、練り物、高野豆腐、卵焼き、鶏肉、ごぼう、白菜など。
透明感のあるお出汁が美味しかった。


食後、姫松屋さんのすぐ隣にある島原城へ。

この日、何やらイベントをやっていた。コスプレの人がちらほら。
人が多かったのと音が賑やかすぎてこわくなり、お城の写真だけ撮って逃げるように戻ってきた。

お出かけした時はなるべく刺激をさけるのが、疲れない秘訣。

車に戻り、癒しを求めて藤井風さんの音楽をかけた。


次に向かったのは、雲仙市にあるオーガニック直売所「タネト」さん。

外観の雰囲気も素敵

閉店時間ギリギリにすべり込んだ。

店内は、空気が細やかで軽く、あたたかみのある雰囲気を感じた。

オーガニックの野菜、在来種の種、調味料、器などが売られていた。

お店の奥にはたくさんの本。
閉店まで時間がなくゆっくり見られなかったのが心のこり。

野菜はプラ包装がされておらず、そのまま置かれていたり紙袋に入っていたり、エコな取り組みをされているよう。

店内入り口に置いてあったタネトさんの紹介チラシに、プラスチックフリーを目指していると書かれていた。

チラシの内容にふむふむと思ったので少しシェアすると、
欧米でプラフリーが進んでいて、日本が遅れている理由は、
気候が日本のように高温多湿でないこと、
多少萎れていても客が日本人のように気にしないこと、
そもそも萎れにくい野菜も多いこと、が挙げられる。

日本ではプラ包装されている方がより多く売れる事実があり、鮮度が長持ちし、運搬も容易になる。

日本でプラフリーは難しいと承知の上で、挑戦しているタネトさん。
これからも応援したいなと思う。

世界では毎年800万トン以上のプラスチックがゴミとして海に流れ込んでいると推計されている。
プラスチックも扱い方次第では便利なものだし、完全に悪者みたいな扱いはしたくないけれど、ゴミとして海に流れてしまっていることをちゃんと知り、これからどうしていくかに目を向けたいと思った。



雲仙から諫早に戻り、コーヒー屋さんへ。

ずっと行ってみたかった「nai」というお店。


おしゃれなグラスでいただくアイスコーヒー。
いい香り。ワインを飲んでいる気分になる。



新しい発見や学びのあった盛りだくさんな一日。
車を運転してくれた夫に感謝。

振り返りと記録のためにnoteに書いていていつも思うのは、
すべてがありがたいということ。
受けとった愛をもっとシェアしていきたいなあと思う。



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おまめ
最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪