書生とご近所さんと次世代と
雨戸開け 一日始まる 書生のくらし(2)
雨戸を開けるという作業、いまの若い子にわかるかなぁ。
結構重労働なんですよね、雨戸の開け閉め。
雨戸を開けて1日がはじまる 最近の戸建てでもないんじゃないかしら。。
門前の掃き掃除!特に当時は庭に竹がたくさんあり、木もたくさんあったので、毎日の日課でした。近所の方とも挨拶がてら言葉を交わしお近づきになるチャンスでした。
私は当時26歳位で、非常識人だったので、近所の方と交流したり、庭の花を愛でたりできなかったのですが、いまあのお庭があったら、大好きなクリスマスローズとあじさいを植えられたのになぁ、町内会の行事を仕切れたのになぁ
なんて。。現在の記念館になってお庭の木はほぼなくなりましたが。
先生はあまり押しつけがましいことは言わない方なんですが、(私は専門が印度哲学だったこともあり、あまり学術的には共通な話題はなかった)
書生を卒業するときに
どんなお礼をしたらいいかわからないです
と申し上げると
その気持ちを次の世代の人たちに繋げてください
といわれ、感動したことを思い出しました。
次世代に繋ぐ→いまの時代、自分の得のことばっかり考えてるヒトが多いけど、先生のこの言葉により、微力ながら、後輩たちのサポートができるように日々考えながら行動しています。